「タイムトラベルものとして最高峰のエンタメ作品」バック・トゥ・ザ・フューチャー ABフライさんの映画レビュー(感想・評価)
タイムトラベルものとして最高峰のエンタメ作品
近所の博士が発明したタイムマシンによる時間移動、移動先の時代で起こしてしまったタイムパラドックスの解消……という、極めてよくあるシンプルなストーリーなのだが、時間SFとして秀逸なのはもちろんエンタメ作品としても非の打ち所がない。
タイムマシンは博士の愛車を改造して作られたもので、時速141kmに達したときに1.21GWの電流を流すことで時間移動することが出来るという、タイムマシン自体の設定がまず魅力的。画的にも派手で面白い上に、これらの設定がきっちり物語にも活かされている。
タイムパラドックス解消に奮闘する中でキャラの成長も友情も恋愛も一切の無駄なく楽しませてくれて、テンポ良く進んでいくタイムトラベルものとしてのストーリー全てが「エンタメ」としても面白い。
こんな名作を今さら初見だったのだが、今から2と3を観るのが楽しみだ。
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