「意外と社会派」バタリアン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と社会派
ゾンビ映画の中で一番好きな作品です。タールマンやオバンバなどといったゾンビをアイドル化させているのは気にいらないが、全体的に笑えるシーンが多い。「トライオキシン245」という薬品も面白い。基本的にはシリアスなホラーなのだが、「もっと救急隊員を」「もっと警官を」と無線を使うゾンビたち。血圧0、体温21度となったフレディ(マシューズ)とフランク(カレン)に対応する救急隊員。フランス風のコメディ要素が満載だ。
哀愁を帯びているのが、フランクだ。自分がゾンビ化したために自ら火葬釜の中に入っていくシーンでは涙が出そうになった。そして意外な結末。ゾンビ事件を極秘にしてることや、ラストの衝撃的結末では米軍の性質を痛烈に風刺しているとも思われます。
【追記:2020.8】
最近、ゾンビが走るか走らないかという視点で再チェックしてますが、本作ではまじで走ってました!コメディ要素が強いため、つい記憶に残らなかったのかな。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は実話だよ・・・なんてロメロが喜びそうなセリフまであるのに・・・
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kossyさんのコメント
2020年9月1日
巫女さん、おはようございます!
そうそう、バイオ2では同じ方法で解決しようとしてましたね。製薬会社ってところもそうだし・・・
色んなゾンビ映画にかなり影響を与えてますね~
kossyさんのコメント
2020年9月1日
bionさん、やっぱりゾンビコメディの元祖ですよね。
ツボをしっかり押さえてるし、ネーミングも抜群。
「オバタリアン」という流行語の語源になってることも嬉しいですよね(謎)