「奇形×奇形=(奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形)−奇形」バスケットケース3 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
奇形×奇形=(奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形+奇形)−奇形
衝撃的な前作のラストで完全にイカれちゃったドウェインは隔離され、ベリアルもバスケットケースの中に閉じ籠るようになってしまう。
そんな時、ベリアルのパートナーであるイヴが妊娠。
出産のため、フリークス一行は医師ハルの元へ向かうが…
『バスケット・ケース』のおまけ『バスケット・ケース2』のおまけ『バスケット・ケース3』。
ーベリアル、12つ子のパパになるー
もう、あれだよね。
ツッコんで欲しいんだよね。ツッコミ待ちだよね。
1作目の社会風刺と不気味なカルト的雰囲気はどこへやら。
2作目でかけ離れすぎたからか、動機が復讐であるところとか、ベリアルが籠から出てこないところとか、ほんの少しだけ原点回帰してるけど、1作目とは別物で間違いない。
今回の相手は警官。遂に公的権力との戦い。
警官が銃で応戦してくることもあって、今回は過去一番壮絶で残虐な殺し合いになっている。
そして、復讐性を出す為だろうけど、警官たちが揃いも揃ってクズ。これも多分シリーズ一。
流石のベリアルでも、リトル・ハル兄貴にロボット作って貰うほど。いや笑ったわ。
途中までの復讐劇は良かったけど、流石にラストは滅茶苦茶過ぎ。
朝から鏡に向かって自惚れた歌を歌う警官がやられてる前で、美味しそうにシリアルを食べるドウェイン。
ルースはフリークスたちを隠すのを諦め、ファストフード店を荒らしまくる。
終いにはテレビジャックをして、今日から私たちが地球を支配するから敬意を払えとか。
何が描きたかったの?本当に。
前作でも思ったけど、なんでフリークス全員で行く必要があるのか。
だってあいつら、復讐相手と対峙しても棒立ちだぜ。
バカ騒ぎして、戦闘能力ゼロ。全部ベリアル任せ。
フリークスたちも何人か入れ替わっていた。
愛すべきカエル男いなかったし、初見の方も何名か。
兄弟が愛した女は必ず死ぬ、もはや伝統芸。
ドウェインのことを無意識死神と呼ぼう。
やはりガメラと同じく、1→3→2の順で好き。
正直ネタ切れ感強いので1だけで十分だけど、2も3も含めて私は好きよ。
よくここまで作り切った。💮
残りのツッコミどころ
↓
・お手製コーヒーマシン
・カーブで落ちかける(というか落ちてる)、スクールバスの後ろのバスケットケース
・A○かってくらいのイヴの○吹き、じゃなくて破水
・ハルより“はる”かにビッグなリトル・ハル