バグダッド・カフェのレビュー・感想・評価
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雰囲気と音楽に酔いしれる?無理です
何といっても主題歌の「calling you」と、まとわりつくような暑さ、やさぐれた砂漠のスタンドに吹き溜まりのように居ついてしまったろくでなし達が、少しずつ変化していくさまが、癒される。
評判が先走りして、実際見てみたらそれほどピンと来なかった、代表のような映画。例えるなら、札幌の時計塔のようなものか。
コーリング・ユー
カリフォルニア州モハベ砂漠のルート66をスーツケースを引き摺り一人歩くドイツ人女性ジャスミン( ヤスミン )( マリアンネ・ゼーゲブレヒト )が、疲弊し心荒んだ日々を送る女主人ブレンダ( CCH・パウンダー )が経営するバグダッド・カフェを訪れる…。
○○⚪︎○で、バグダッド・カフェを賑わせる事になるとは…でしたが、温かな余韻を残す作品でした。
ジェヴェッタ・スティールの艶のある伸びやかな歌声が、穏やかな心地にさせる … まさにマジック ✨
燃えるような夕焼けが美しい。
NHK-BSを録画にて鑑賞
( ニュー・ディレクターズ・カット版 字幕 )
名作だらけの年にカルト的な人気を博した作品だが…
キネマ旬報で、「ダイ・ハード」「レインマン」
「ニュー・シネマ・パラダイス」の公開年に
第6位に選出されたカルト的な人気を博した
作品だが、
私は映画館では鑑賞しておらず、
TVで2度ほど観た記憶があったものの、
なかなか理解が及ばなかった印象の作品だ。
今回の改めての鑑賞で、
御節介婆さんがもたらす異文化の交流が、
社会の活性化や人間性の向上をもたらした
との意味合いを感じた。
主題歌の歌詞「l am calling you」が
象徴的にその全てを表しているように思え、
その内容に沿う展開と共に、
映像の面白味も相まって、
少し自分の理解も進んだようには思うが、
この年の充実した公開ラインアップの中での
完成度のレベルと、
果たしてテーマへの深掘りを
充分に演出出来ていたかと振り返ると、
少し疑問も感じる鑑賞ではあった。
いい映画だった
ふらりと現れた部外者が、腐れかかった組織を立て直す。
そんな設定の映画はままにあったと思うが、
本作は主人公のおおらかさや優しさが全編を包み、心が和んだ。
とにかく、わが祖母を思い出しながら観ていた。
大柄で、器用になんでもこなし、優しく包容力がある。
主人公ヤスミンは、ささくれだった女主人ブレンダの心も癒し、再生させる。
たった1人の存在で、こうも皆が笑顔になる。
深読みしすぎかもしれないが、どうせなら人を笑顔にできる人生を。
が、この映画のメッセージなのだろうか。
皆、演技が上手く、ブレンダの変わりようには驚く。美人とさえ思えた。
響く名曲コーリングユー
主題歌の名曲コーリングユーが響くね。ビールもコーヒーも出ないようではドライブインとしては落第だね。
マリアンネゼーゲブレヒト扮するジャスミンムンシュテットナーは、車の中で夫とケンカして歩いてバグダッドカフェにやって来た。
コーリングユーだけが印象に残るゆったりとした展開だったね。正直ジャスミンがどのようになろうが全く興味がないからな。
1987年?映画館で観て以来の再鑑賞。 記憶にあったバグダッドカフ...
1987年?映画館で観て以来の再鑑賞。
記憶にあったバグダッドカフェとは、大分ずれてた。記憶では、ジャスミンが、戻って来る所で物語が終わり、ジャック・パランスは、物語り途中で亡くなってしまっていた😅
人の記憶なんてあてにならないものですね。
ただ、素敵な映画だったと言う記憶は正しかった😬
Calling Youの曲を充てるセンスが素敵すぎる
昔から大好きな作品。久しぶりにTVで鑑賞。
オープニングでも使われる曲、Calling Youが大好きで、その曲とあの砂漠の外れにある古びたバグダッドカフェのノスタルジックな雰囲気と映像がとても好き。ストーリー云々より、一つのアート作品として好きと言った方がいいかも。私は絵画とかアートも好きなので、その好きに近い感覚。
砂漠の乾いた風と古びたカフェ。そこに流れるCalling Youのあの歌声。最高です。
人生はローギアで・・
不機嫌な人達がのっけからケンカしまくり、それに続く、妙な空気がやたらと可笑しい。しかも最初っから 画面が傾いているんだよね。
ラスベガス近くの砂漠でモーテルとガソリンスタンド兼業のカフェ「バクダッド」では 育児と家事に忙殺されているアフリカ系女主人CCH・パウンダーが毎日不機嫌極まりなく怒鳴り散らしている。そこに現れたぽっちゃり白人(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は やたらと潔癖で人好きときているが、なんと女主人の娘がぽちゃりに国語を習っていいるでじゃないか。ポンコツな車ばかりだけど 現代の日本と同じく、車がなけりゃ生活ができない。ましてこんな砂漠じゃ歩いているやつはアホ。そして、敷地内のポンコツなキャンピングカーから出て来たのは「シェーン」の殺し屋ジャック・パランス。呼んだらすぐ来てくれるのは警察ではなくネイティブ・アメリカンの保安官というのが嬉しいね。
人生はローギアで・・
夫達が枠の外なのが面白い
さびれた荒野とさびれたカフェ兼モーテル
それだけのシーンなのにカッコイイ。
無表情のお堅いドイツ女性ツーリストと
ガミガミイライラの黒人女主人
画家のモデルになった時描くたびに
少しずつ服をぬいで表情も柔らかくなっていくのだけれど単にモデルということに酔いしれて脱いでいくというより心の解放であり、もしかしたら画家に恋をしていったのだろう。
その絵もとてもよい。
後半、手品のシーンが少し長く感じたけれど
ラストも音楽もとても良かった。
繰り返しみたい作品です。
とにかく好きな作品
ここ数年レビューお休みしてましたが、久々にこの作品観たらレビューしたくなりました。
またゆるりゆるりとレビュー投稿しようと思います(笑)
さて、「バグダッド・カフェ」は20代前半に渋谷の映画館で観て大好きになった作品です。
ミニシアター系の映画ですが、結構ヒットしたんじゃないかな。。。
とにかく映像の色味が好き(笑)
砂漠の砂色と青い空と、寂れたカフェの風景になんとも言えない魅力を感じたのを今だに覚えているくらいで。
あれから何度も観てるけど、やっぱり好き(笑)
ちょっと癖のある登場人物も好きです。
突然やってきた訳ありのドイツ人女性ジャスミンの周りの人を惹きつける人柄と、彼女と関わることで変わっていくバグダッド・カフェを営むブレンダ家族。訪れるお客さん。
砂漠の砂嵐に覆われて荒んでいたバグダッド・カフェが、思わず寄りたくなるように明るく、だんだんと色付いていく様が本当に癒される(笑)
とっても心温まる作品だと思います。
そして、すごく前向きになれる作品です。
今でもやっぱり大好きです。
散文的モンタージュながら独特な味わいがある西ドイツ映画の佳編
旅行中の夫婦喧嘩の果てに別れた中年ドイツ夫人が辿り着いたアメリカの安ホテルで、夫に家出され同じ独り身の黒人の女主と次第にこころが溶け合い、熱い友情で結ばれる微笑ましいドラマ。外見は全く綺麗ではない肥満の主人公が、ホテルの住人の画家に愛されるシチュエーションで、女神のように穏やかに美しくなっていく流れが、とても映画的。カット編集に省略を多用した散文的モンタージュのユニークな演出でも、何とも言えない味わいのある西ドイツ映画になっている。映像空間の心地良さを感じられる。ジャック・パランスの使い方が巧い。
最初はなんだこの映画と思ったが徐々に徐々に友情がうまれ、おばさんが...
最初はなんだこの映画と思ったが徐々に徐々に友情がうまれ、おばさんがそのカフェに必要な存在になっていく様子がよかった。女の友情が暖かく、観ていてほっこりした。
どことなくノスタルジックな
「浮世の悩みはマジックで消える、
愛があれば生きていける」
ショーの一幕にある言葉が印象的だった。
ジャスミン彼女自体が愛という最大の魔法で
皆をマジックにかけていたことに気付いた。
作品自体は古いけど印象的な風景と人物、音楽。
節目節目で楽しみ方が変わるステキな映画でした。
何かとってもいい感じ
さしてどうってことのない内容の作品でありながら、人間模様とはこういうものなのだと思い耽ることのできる逸品です。こういうカフェはきっと世界中の各地にあって、知る人ぞ知る・・・ということなのでしょう。巡り合って、ドキドキしながら扉を開きたいものです。
クセキャラ多すぎで画面がとっ散らかってる中盤が大好き
開始のカメラアングルから好きなヤツでした。
生理的に心地よく感じる映像がいくつも。
ほんわか心が暖かくなるのにサブリミナル的にぶっ飛んだ描写が差し込まれるのが謎のバランスを生んでる。
クセの強すぎるキャラ達がどんどん出てきて、画面がとっ散らかってる中盤が大好き。
スペクタルな話ではないけど、ふんわりと優しい気分になります。良い映画だったな~。
Calling youが人気あるみたいだけど個人的にはBrenda Brendaが大好きです。
”AND NOTHING'S SO TRAGIC CAUSE IT'S ALL ABOUT MAGIC
TAKE IT AWAY LOVES SAVES THE DAY ”
このフレーズ聴いた瞬間に心がほわ~ってなりました!
何か幸せな気持ちになります
旅行者のドイツ人女性がひょんなことからガソリンスタンドの宿に滞在し、そこで繰り広げる物語。おせっかいな性格が幸をそうして、人の心の中に入り込んで行く。
人の居場所はどこにあるのこ分からないものですね。曲も映画のイメージに合っており好きになりました。
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