劇場公開日 1989年3月4日

「人生はローギアで・・」バグダッド・カフェ ezuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人生はローギアで・・

2022年3月20日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

悲しい

不機嫌な人達がのっけからケンカしまくり、それに続く、妙な空気がやたらと可笑しい。しかも最初っから 画面が傾いているんだよね。
ラスベガス近くの砂漠でモーテルとガソリンスタンド兼業のカフェ「バクダッド」では 育児と家事に忙殺されているアフリカ系女主人CCH・パウンダーが毎日不機嫌極まりなく怒鳴り散らしている。そこに現れたぽっちゃり白人(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は やたらと潔癖で人好きときているが、なんと女主人の娘がぽちゃりに国語を習っていいるでじゃないか。ポンコツな車ばかりだけど 現代の日本と同じく、車がなけりゃ生活ができない。ましてこんな砂漠じゃ歩いているやつはアホ。そして、敷地内のポンコツなキャンピングカーから出て来たのは「シェーン」の殺し屋ジャック・パランス。呼んだらすぐ来てくれるのは警察ではなくネイティブ・アメリカンの保安官というのが嬉しいね。
人生はローギアで・・

ezu