吐きだめのヒーロー

劇場公開日:

解説

両親を殺された仇をうとうとする野性児の活躍を描くSFアクション・ファンタジー。製作はデイヴィッド・キャロウェイとニコラス・クレアモント、監督はドキュメンタリー出身のマックス・リード、脚本は「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」を監督したジョン・セイルズ、撮影はレネ・ヴェルジェ、音楽監修はスティーヴ・ティレルが担当。出演はロブ・ネッパー、キャスリーン・クインランほか。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:Wild Thing
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1987年12月5日

ストーリー

“フラワー・パワー”はなやかな1969年、ハドとロリー、彼らの3歳の息子フリーのヒッピー一家は旅をしていたが、街で殺人事件に巻き込まれハドとロリーは暴走族のチョッパー(ロバート・ダヴィ)によって殺されてしまう。孤児となったフリーは、浮浪者の女リー(ベティ・バックレイ)によって拾われ、“野性児”<ワイルド・マン>と名付けられる。彼が10歳の時この育ての親リーは銃で撃たれた傷がもとで死んでしまうが、ワイルド・マン(ロブ・ネッパー)はそれ以後、伝説のヒーローとして人前から姿を消す。そして現代、チョッパーはワイルド・マンの両親殺しに加担した警官トラスク(モーリー・チェイキン)と手を組み“ゾーン”と呼ばれる無法地帯を支配している。ある夜、社会奉仕員のジェーン(キャスリーン・クインラン)が間違ってゾーンの真っ只中に取り残され無法者によって襲われるようとするが、そこにワイルド・マンが現われ彼女を助ける。2人はやがて知り合いい、愛し合うようになるが、チョッパーたちの企みがもとでワイルド・マンは留置所に拘置されてしまう。だが脱獄に成功した彼は、トラスクの部屋に入り、トラスクが残した調書によって両親殺しの犯人を知る。トラスクは自分が犯した罪に悩み、調書を残して自殺しようとした時、チョッパーの刺客によって殺されていた。両親の仇、チョッパーに対する野性の戦いが今始まろうとしている。

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