「二十歳ぐらいの時はわからなかった。」灰とダイヤモンド KIDO LOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
二十歳ぐらいの時はわからなかった。
ある程度年齢を重ねて戦争についての知識をえてイメージが出来上がってくると初めてこの映画が分かるようになった。これはドイツとロシアと言う大国の間に挟まれた国の人々のとある重大の日の出来事を描いている群像劇であった。最初っから群像劇だと思ってみないと肩透かしのようになってしまう映画かもしれない。映画というものは何も見る人を感動に導くとだけが映画ではない。このようなことを描き、このようなことを表現し、世界の人々に知ってもい共感してもらうのもまた映画というものであろう。
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