ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場のレビュー・感想・評価
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戦争で深まる絆が怖い。
1983年のグラナダ侵攻の話だと思う。
覚えている。
救出作戦と称して、左翼政権を倒しにアメリカ軍が侵攻をした。
キューバ危機と同じだ。
鬼軍曹
2022年7月3日
映画 #ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 (1986年)
前半の鬼軍曹でいい流れを作りつつあったのに、後半の戦闘シーンがダメダメだった
また、顔の迷彩が濃いので、誰がイーストウッドなのかが分かりづらい
現場大好き軍曹!
朝鮮、ベトナムで活躍した軍曹。定年間近なのに引退を考えるどころか自ら海兵隊を志願して、へなちょこ若者を鍛えあげる。
戦闘シーンもあるが、戦争物にしては難しい話はなく、とても見易い。
クリント・イーストウッドの作品はなんとなく主人公が最初はちょっと頑固で偏屈で少しイヤなヤツっぽい感じがするのだが(そう思ってしまうのは私だけかもしれないが)だんだんと素敵でいい人に見えてくる。観終わる頃にはなんか魅力的な爺さんになっている。
老兵は…
それにしても口が悪い
とにかく悪い
ああ言えばこう言うこう言えばさらに汚い言葉が飛び出す
これじゃー嫁さんもたまんないや
確かに愛国心は人一倍強いけど世間との温度差が激しいのも確かな話
あの軍曹さんもしやトランプさんじゃないかしらと思ってしまう
国によって軍も軍人の気質も全く違うものなのだと改めて思います
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」とマッカーサーも言っていましたが正しく彼もそのように軍を去っていったのだ
これからは平穏な生活に挑んで『グラン・トリノ』のオヤジさんのように生きていくのかも
戦争の英雄でも現代社会の若者達にはうるさいオヤジにしか思われないだろう
今はどこの国でも老人はもう敬う存在ではなくなってしまっている
私もそろそろ老人の仲間入りになる頃なのでこれからどう身の振方をしたらいいのか皆目見当がつかないし困ったものだ
せめて健康に歳を重ねていきたいものであるですじゃ。
アメリカ万歳、海兵隊万歳
今どき戦意高揚の時代でもなかったはずだが、主人公の恋愛もあったものの全般的にはアメリカ万歳、海兵隊万歳だな。80年台初のJapan-As-NO.1の時代を経て、レーガン政権、アメリカが停滞していた時代だったから?
さらりと観られる楽しい戦争映画。 不謹慎なんですが本当にそうなんで...
さらりと観られる楽しい戦争映画。
不謹慎なんですが本当にそうなんです。ピリッと癖の効いた主人公のもと、ヘナチョコ海兵隊員たちが戦士に。互いに信頼できる関係になっていく過程が実に楽しい。
こういう役、イーストウッドにぴったりですね。老いてはいますがまだまだアクションもできる頃の雄姿に狂喜でした。
とてもよかった
かつてないほどゆるい海兵隊で驚いた。上官にあんな舐めた態度で許されるのだろうか。
戦場もなんだかゆるい戦闘シーンだったのだが、そこがむしろリアルな感じがした。最初の戦闘できびきび完璧に動ける方が不自然で、現代っ子と言っても80年代だけど、彼らが初めて戦場に行ったらあんな感じのばたつきなのかもしれない。
イーストウッド監督・主演・・
クリント・イーストウッドによる監督・主演の戦争映画。米軍の海兵隊の訓練と1983年に実際にあったグレナダ侵攻の実戦の作品。隊長に反抗的な若者らがとった行動は!?ある本に寄ると米軍の海兵隊の中では、訓練生に最初に見せる映画にこの作品が入っているようだ。アメリカの正義が感じられる作品・・1986年のアメリカ映画。よく考えたら30年以上前の映画。イーストウッドが若い筈だ(笑)
「ハートブレイク・リッジ」を観て・・
1986年のクリント・イーストウッドによる監督・主演の戦争映画。アメリカの海兵隊の鬼軍曹ハイウェーが若者たちの小隊を厳しい訓練により鍛え、成長させる。軍曹ハイウェーは、朝鮮戦争、ベトナム戦争を経験している定年間近の強者だ。勲章も受けている。訓練に明け暮れていた小隊だが、ある日、グレナダへの出動命令によりまさかの実戦に・・
アメリカ軍のグレナダ侵攻は、1983年に実際に起きた作戦である。
グレナダとは、カリブ海に浮かぶイギリスから独立した小さな島。政局が不安定で軍によるクーデターが起きて、ソ連、キューバの影響力が及ぶ共産圏。当時は、東西冷戦の時代で核の脅威があり、レーガン政権は軍による攻撃を決めた。
ハイウェーの率いる小隊は、グレナダの大学にいるアメリカの民間人を救出して、軍と銃撃戦になり勝利した。その戦闘シーンは、かなりの迫力である。
そしてアメリカ合衆国に帰国して国民的英雄に・・
ハイウェーが寄りを戻したかった元妻アギーも迎えに来ていた。
イーストウッドのファンは必見。良い映画である。
副題の勝利の戦場って・・・
そりゃグレダナ軍1500人に対してアメリカ軍7300人で攻めこめば勝利するわな。というアメリカが大好きな実際にあった内政干渉の戦争シーンが最後にあります。アメリカとしては朝鮮、ベトナムと負け続けた所で久しぶりに勝利した戦争みたいなんですが・・・これを最後はアメリカ万歳な描き方になってるので、そこは抵抗を覚えます。フィクションと割りきればそれでいいのか?
物語は老兵となったクリント・イーストウッドが堕落してるマリーンの兵士を鍛え上げていく話がメインです。後ぬるーい恋愛ドラマもありますが。戦争シーンは割りとあっさりしてるので戦争物というよりはクリント・イーストウッドをいかにカッコ良く撮るかに重点が置かれています。戦争に行く前までが長く、戦時下ではない兵士がだんだんとたくましくなっていく様子は割かし楽しめたのですが。
クリント・イーストウッドは良く言えば安定、悪く言えばいつもと一緒。1986年からもうカッコいい老人キャラやってたんだなー。朝鮮戦争の英雄って設定を受け入れられるかどうかがポイントではないでしょうか?あのロクデモナイ戦争で英雄って言われてもなー。
監督もクリント・イーストウッドですし、クリント・イーストウッドによるクリント・イーストウッドの為の一作でした。エンターテイメントに徹しているので最近のクリント・イーストウッド作品のような訴えかけるモノはあまり見受けられません。逆にツッコみ所は多いです。クリント・イーストウッドファンだけにオススメします。
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