「中途半端なSFです。」バーチュオシティ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
中途半端なSFです。
現実世界に逃亡したAI知能を追い詰める刑事の物語。
1995年に制作された近未来を舞台にしたサスペンスアクション。少しブレードランナーに似た世界観ですが、中途半端なSFシチュエーションが安っぽさと古臭さを醸し出す残念な作品でした。
無理にSF感を出さずに、現代物として制作した方が不気味さが深まったように思えます。
ラストはダイ・ハードを思い出させるシチュエーション。そう考えると、1988年に制作されたダイ・ハードの新しさは目を見張るものがあると、改めて感じさせた一作でした。
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