「たまにはロマンチックなお伽話もよいね〜」眠れる森の美女(1959) ともさんの映画レビュー(感想・評価)
たまにはロマンチックなお伽話もよいね〜
オープニングの主題歌が流れた時点で一気に心を掴まれる!
全体を通して、お伽話の絵本の世界の雰囲気があって、シーンの切り替えで絵本のページをめくる描写があったり、絵本のタッチのようなイラストだったり、新鮮な気持ちで見れた!
オーロラ姫、あんまりちゃんとキャラクターとして認識したことがなかったんだけど、素敵なキャラクター…!セリフこそ少なく、歌ってる時間と眠ってる時間の方が多いなってかんじだけど、優美な所作や大人っぽい声、素敵な歌声、動物達と触れ合うときの優しい顔つき、女の子の憧れが詰まった女性だなぁと思った☺️
あとは、マレフィセントが妖艶で不気味でヴィランとしてとっても魅力的なだった!!あんな、ドラゴンみたいになるんだね!イバラで囲われてる描写とか、緑の魔力に引き寄せられて階段を登っていくシーンとか、なんとなく知ってるものもあったから、「あ!こういうことだったんだ!」「ここででてくるのか!」となるほど〜と思いながら観てた!笑
オーロラ姫もマレフィセントも妖精も、まぁフィリップ王子とかも魅力的なではあったんだけど、やっぱりディズニーさんは動物の表情や動きを描くのがめちゃくちゃうまいよな〜と思いました!笑
雲の上で踊るラストシーンは見たことあったけど、あんな素敵な演出になるのね〜!ほんと、ロマンチックなお伽話を垣間見たって感じで、ずっとニマニマしてた!今、時代的に、プリンセス作品が批判的に話されることも多いけど、うんうんこういうお話も良いよねって素直に素敵だなって思った!
1937年に白雪姫、1950年にシンデレラ、そして1959年に眠れる森の美女…と、ディズニープリンセス作品3作目の本作!思い返して比べてみると、ストーリーも絵もキャラクターの魅力も、どんどんとブラッシュアップされていてさすがのディズニーさんです!
アクションシーンや塔に忍び込むドキドキのシーンもあったりして、ストーリーもばっちり面白かったです!