劇場公開日 1960年2月10日

「見終わった後は、ニール・ヤングのアルバムを聴こう。」渚にて movienoyuyaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5見終わった後は、ニール・ヤングのアルバムを聴こう。

2022年4月26日
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悲しい

楽しい

怖い

久しぶりに心動かされる映画。
最後の時をフェラーリと駆け抜けるフレッド・アステアをはじめ、ワイン協会のくだりやサンフランシスコで途中退艦した乗組員など脇役の描き方もとても魅力的だ。
直接的な描写はほとんどないにも関わらず、牧歌的にみえるオーストラリアの風景に、着実にその日が近づいてくる演出が恐ろしい。
浮上ではじまり潜航で終わるラストには鳥肌がたった。
途中からノーマン・ベイツにしか見えなくなってくるアンソニー・パーキンスも不穏な空気に一役買っている。

movienoyuya
movienoyuyaさんのコメント
2022年7月15日

みかずきさん

はじめまして、movienoyuyaです。
たしかに作品の静かさが、もうどうにもならない、という絶望感を際立たせてますよね。
本当にいい映画でした。

コメントありがとうございます😌

movienoyuya
みかずきさんのコメント
2022年7月14日

はじめまして、movienoyuyaさん
みかずきです

本作、随分前に観たので、詳細の記憶は曖昧ですが、
作品の世界観、雰囲気はハッキリ覚えています。
静かな作品ですが、
静かさの中に本当の絶望が垣間見える名作だと思います。

-以上-

みかずき