トレインスポッティングのレビュー・感想・評価
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暗闇から逃げ出せ
若い頃ハマった記憶があるので改めて観ました。 今みても役者陣も映像もかっちょいい。 ドラックにハマる姿は、馬鹿だな、、と冷静に観る大人になった自分がいるけれど 抜け出し、またドロ沼にはまりこみ、、、 ラスト走り出す姿に希望を感じます。
1日は長い
生きることを課せられて 憂鬱と退屈 自殺したいくらいの自己嫌悪 若者を見たくて、だけど、違う。ちょっとしたおじさん。高齢者。生きづらさを感じる人達へ 友情?恋愛?性愛? 決してドラッグ推奨ではないし、世の中捨てたもんじゃない話じゃない なんだか、スタイリッシュで、あんた、幸せ?って終始、聞かれている映画。 続編見ます
まだたまに観たくなる
まだたまに観たくなる。 ドラッグ常用者の青年たちが立ち直りまたハマりの繰り返しだけど全然暗くないのがいい。全員クズなので感情移入もすることなく裏切ったり裏切られても特に嫌な気分にならない不思議な話(トミーは若干同情するが) テンポが良くて、表現が面白い。 ジョニーリーミラーを初めて観た作品で今でもファン。
ブリットポップな黄昏ノスタルジー
Amazonのサイバーマンデーで安く購入出来たので、前前から気になっていた本作を鑑賞。 目当ては主演のユアンマクレガーと、全体のオシャレ感の前評判。 もちろんリアルタイムではないし、ドラッグの文化もわからないのだが、アメリカの文化とはまた違った先進国の若者の闇をポップに描いていた。 昨今の80〜90年代ブームにも通じるし、ボヘミアンラプソディーにも何かと繋がるような感触も有り、 ナウな感じでは観られたと思う。 正直アメリカ文化育ちの自分にとっては、英国のこの感じがダイレクトには響かないが、 この映画をもっと若い時に、もっと早く見ていたら人生の大事な1つになる気持ちも分かる。 内容は、ダイアンが美しかったし、僕個人的にはベグビーが好きかな。 最後の友達を裏切るのか裏切らないかは僕は裏切るべきだと思うし、 そうしてくれて嬉しかった。その中でもクソなりの友情もあるし、 なんか気持ちは分かるなーと思った。 観た甲斐はあったと思うし、やっぱ白人は最強のルックスだと思った。
タイトルなし
最初に観たときから 何年経っても何度観ても 感想は変わらない みんなダメダメ 関わってはいけない世界 だからこそ映画で 視覚で…体験??体感😁. . 流れてくる音楽 Underworld - Born Slippy いつ聴いても格好いい
ヤク中ってこんな感じなのかな?
ヤク中の見てる視界の表現が面白かった。本当にあんな風に見えてるんだろうか?ヘロインの症状が、床に沈む感覚っていうらしいんだけど、言葉をそのまま表現したらしい。(聞きかじり) 曲が面白かった。深刻な、重い、暗い画に、軽い音楽が乗ってて新鮮? トイレのシーンが良かった。見るからに最悪な汚いトイレ、ぼっとん便所のがマシなくらい、便器の外側もウンコまみれ。用を足した後の便器に、薬入りの座薬がもったいないと手を突っ込んで探す。主人公がえずいてるのを見て、こっちまで吐きそうになっていると、不意に便器の中に入って行く。どういうこと?!あぁ、ヤク中の症状か・・・。こういう、フィクションラインを飛び越える表現が気持ちいい。パルプフィクションの、地下室で、ホモの親父に捕まるシーンで、それまで保っていたリアリティが、超えちゃいけないラインを超えて、嘘じゃん!ってなる感覚。全てが馬鹿らしくなる感覚が気持ちいい。でも、この作品では、薬物の症状として書いているから、また別の話か。
最後の笑顔
薬、破滅、女、堕落、犯罪、友達、理性、更生、転落、惰性、仕事。 間で揺れ動く、レントン。 勘の鋭い、レントン。 周りが欲に溺れ、支配される中、自分でありつづけた。でも、自分なのか分からなかった。 堕落した、友達からの卒業。 最後の笑顔はレントンそのものだった。 最後の挿入歌Underworld - Born Slippyがすごく良かった。見切りをつける、レントンの精神状態と合っていた。
理解できない
何が面白いのかよくわからなかった。3回中断。レビューの高い評価に、もう少し観てみようかなと、気を取り直しながらなんとか最後まで。出し抜いた結末だけはなんとなくスカッとしたものの、そこだけかな。ベグビーの暴力とか、赤ちゃんの死とか、ドラッグ漬けとか、目を被いたくなるシーンが多く、とても私には楽しいとは思えなかった。
傑作中の傑作。定期的に観たくなる不思議な映画。
魂の叫びのような映画 これでもかというほど、主人公の悲惨な状況が描かれる。 イギリスという国は歴史もあって王室もあってすごく洗練されているイメージが強いが、洗練されているかこそ、階級社会であり閉鎖的な側面もあるのだろう。 とてつもなく貧困というわけでは無いのだが、主人公と関わりのある人間がみんなダメ人間で、左を向いてもクソ、右を向いてもクソ、主人公自身も特別な才能があるわけでもなく、立ち直るキッカケが完全に失われている状態。 現実に、これと似た境遇にいる人は結構いると思う。だからこそ、この映画は多くの人の支持を得ているのだと思う。 この閉塞感が、とてつもなくリアルで重い。だからこそ、ラストはすごい爽快感がある。 ドラッグなハマる若者の悲惨な現実が描かれるが、映画はコメディ色が強いので、笑って観られる。過酷な現実を笑い飛ばす。 だからこそ、ドラッグにハマってる人間と我々は対して違いはないのだなと思わされる。 我々の多くは、特別な才能も無く、強運でも無く、周りの友達は皆平凡で、そんなにお金に困っているわけでも無く、死も身近に無く、何をやってもうまくいかず、自分の価値を見出せず、人生に退屈している。 それを埋め合わせるためにこの映画の主人公はドラッグをやっているに過ぎない。果たしてドラッグをやる人間は特別非難されるべき存在なのだろうか? 我々も同じではないか。 退屈を埋め合わせるために、YouTubeにハマったり、スマホゲーにハマったり、アルコールにハマったり、ギャンブルにハマったり、FXにハマったり、仕事にハマったり、映画にハマったり、金儲けにハマったり、・・・。 同じじゃん。 この映画を観てると、映画の中のキャラクター1人1人の物語がとても他人事とは思えない。 退屈な人生。我々はどう生きるべきか?この映画では、その答えもちゃんと示される。 一言で言うと、子供が大人になっていく「卒業」が描かれる。 ただのスタイリッシュでクールな若者向け映画ではない。 どこか懐かしく、平凡な我々の人生を静かに祝福してくれる。 誰でも経験するでしょ?途中下車して、そこから中々先に進めない状態。 そんな状態の人は、この映画を観てみると良いかもしれない。 何かのキッカケにはなるはずである。
17年19本目。 ドラッグ映画が好きなのに、名前だけ知っていて何故...
17年19本目。 ドラッグ映画が好きなのに、名前だけ知っていて何故か観ていなかった作品。 これぞクレイジー。セックスドラッグロックンロール。バカみたいな悪友たちとクスリに溺れる主人公。 私が過去観たドラッグ映画はどれも悲惨なラストを迎え、バッドエンド好きとしてはそれを求めているからご馳走様なんだけれども、これはあまり悲壮感を感じない。寧ろ、爽快感すら覚える。ワルで、正人ではまったくなく、「きちんと生きなければならない」がモットーの人には馬鹿みたいな話でしかないかも知れないが、私は彼等をカッチョエー、と思ったよ。痛快な映画だ。
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