ドランクモンキー 酔拳のレビュー・感想・評価
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香港アクションを堪能
・白髪ひげの師匠から酔拳を習い敵に立ち向かうジャッキー
・五点湯飲みのせの大馬の構え、水がめから桶で水入れ換え、逆さ腹筋で水汲み、指でくるみ割りなどユニークな修行の数々
・72分経って要約酔拳の伝授が始まる
・中華飯店での大乱闘、棍使いとの決闘、ラストの酔拳対決
・ジャッキーの体技はいうまでもないが、師匠のアクションも年を考えて驚くほどのアクションを見せてくれた
カンフーが
一番輝いていた時代のジャッキーの名作!
今みると、ジャッキーが堂々と殺人を(^^;
当時、小学生だった自分を含め、みんなあちこちでジャッキーごっこをしてた。
この映画の師匠が特にインパクトあった。
おもしろい!
まだ幼稚園児だったころ、うっすらと見た記憶がある。
でも小学生だったころ、みんな真似していた。
みんな酔っぱらったふりをして、
あちょーあちょーと叫んで闘いごっこをしていた。
当時いろんな拳シリーズがあっていろいろ見た。
大人になってつい最近、小1の子供といっしょに見たが、
息子もやっぱりあちょーあちょーとはまっていた。
シリーズのなかでも酔拳が一番小気味よくておもしろい。
ジャッキーと出会う。
最後まで通しで鑑賞したのは今回が初めて。
ああ、こういう作品に幼少時に出会うか出会わないかで、歩む道は随分異なるのだろうなぁ、としみじみ思う。
ジャッキー扮する主人公が本格的に修行に打ち込むきっかけとなった出来事、そこからの修行風景、面白いなぁ。
師匠最高だな。
見終わったら、身体動かしたくなりますね。
古き良き革新的カンフー映画
総合:80点
ストーリー: 55
キャスト: 90
演出: 80
ビジュアル: 70
音楽: 65
言わずと知れたジャッキーの出世作にして日本デビュー作。ブルース・リー亡き後、本作で突然登場したかと思うと瞬く間にスターの座を確立した。
この当時の香港のカンフー物は仇討ちとか悪者退治とかのありきたりのつまらない物語で、それは昔の日本の時代劇や西部劇のごとく金太郎飴のように同じようなものばかり。ブルース・リーが死んだ後はそれを埋めるだけの映画がなかった。
だがジャッキーが現れて全てが変わった。真面目くさった伝統に滑稽な演技を持ち込み、そこに派手な功夫を披露した。しかもただの功夫とか格闘技とか突きとか蹴りではない、酔拳という非常に特殊で面白い一種の格闘技の流派・技術を持ち込んで披露した。まるでアニメのルパン三世がそれまでのアニメにはなかった、ただの銃の一つ一つにワルサーP38やマグナム357という名前を持ち込んだように、格闘技に酔拳・蛇拳というような名前とブランドを持ち込んだ。全編にわたり彼の滑稽な性格を生かした笑いを含んだ演出は、気合をいれて見なくても楽しめる気楽な娯楽という要素を格闘映画にもたらした。そして彼の映画のその後を決定付ける基本を確立することが出来た。
そのような意味でこの映画は香港映画に革新をもたらした画期的作品と言える。今見ると時代を感じる部分もあるのだが、新たな方向性と一段の質感の高さを示した。
ジャッキーの存在感と輝きは言うまでもないが、彼の師匠役のユアン・シァオ・ティエンがいい味を出している。調べてみると彼は1912年生まれというからこの当時すでに60歳代半ばだったわけで、多少はスタントマンも使ったのかもしれないがそれでもあれだけの動きをしたのはたいしたもの。もしかすると年齢ごまかしていませんか?この後、ほどなくして亡くなっているのが惜しまれる。
大傑作
何度見ても面白い。お調子者のジャッキーが、ホームレス同然の師匠に酔拳の特訓をする場面がとても面白い。カンフー映画で争いの元となるのが土地の買収問題というのが今も昔も同じなのかなと思う。
『フライト』のデンゼルワシントンのあの不時着技術もある意味、酔拳だと思ってみんなもっと寛容になって欲しい。
その後の酔拳と名の付くシリーズには赤鼻の師匠も特訓も全く描かれなくなってしまったのが残念だ。酔拳と言えばあの師匠だろと思う。
ゴールデン洋画劇場で何度も観たなー。
クルミがあれば2本指で割ろうとしたあの頃
どんなに腕を振り回しても“あの音”が出ないので、
しょうがないから自分の口でボバッボボボバッ!ボボボボバッ!
って言いながらカンフーごっこしたあの頃…
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