トラ・トラ・トラ!のレビュー・感想・評価
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双方の視点、どのような気持ちで観れば⋯
Blu-rayで2回目の鑑賞(日本公開版,吹替)。
日米双方の視点で、真珠湾攻撃へ至る道のりを描いていく。開戦までの外交交渉、軍事的な準備がどんどん緊迫度を増して状況が加速していく様がとてもスリリングで、ハラハラさせられた。
日本映画だとミニチュア特撮になるようなシーンも実機を使って撮影されており、本物ならではの迫力が画面から溢れ出す。さすがハリウッドだなと感じるスペクタクルが堪らなかった。
だが、いったいどんな気持ちで観れば良いのか最後まで定まらなかった。日本側に立てば良いのか、将又アメリカ側に立てば良いのか、と云うことである。どちらに立っても複雑な心境だった。
~2025年の真珠湾攻撃の日に~
ニイタカヤマノボレ。僕は怖くてパールハーバーへは行けなかった
所謂、太平洋戦争は
宣戦布告なしで始まっている。
始まりは真珠湾ではない。
始まりはマレー半島の「コタバル上陸」が最初である。(12月8日の午前二時)つまり、
大日本帝国はイギリスへ宣戦布告なして、攻撃を始めたのだ。従って、米国への攻撃も奇襲攻撃となる。
「宣戦布告が遅れた」は全て後付。つまり、言い訳。
また、ハワイがアメリカの50番目の州になるのは、このあとで、この時点では信託統治領である。アメリカを侵略した最初の国では無い。
「眠れる巨人を起こして、奮い立たせた」と山本五十六がのたまう。実は、その間違いは
「中国に対して」と理解しよう。つまり、
見当違いな愚策で、成功した作戦とは決して言えない。
狙うなら「フィリピン」だろと思う。映画の中でも言ってる。
また、この作戦は、源田実先生(未確認)の作戦と言われる。彼は敗戦後参議院で24年間国会議員を務めた。僕は本人の選挙演説をライブで聞いた事がある。
今年、イギリスのランビス・ロードに帝国戦争博物館へ行ってきた。目的は同じ通りにある「小さな恋のメロディ」のロケ地を見に行ったのだが。
その博物館には「ゼロ戦の残骸」と特攻機「桜花」が「V2」と一緒の展示されていた。
イギリスにとってはナチスドイツと大日本帝国は同類なのである。
知合いの家にて鑑賞せし
爽やか?な戦争映画
真珠湾攻撃をめぐる戦争映画。
アメリカは暗号解読により真珠湾攻撃を予期していたが、伝達の悪さと現場の緊張感の欠如によりそれを大成功させる結果となってしまった。
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史実に忠実に再現されており、主人公も特にいません。
ただ淡々と史実が再現されており、キャラクターへの思い入れなどが生まれない分、戦争映画にありがちな残酷さや後味の悪さは皆無でした。
またアメリカの映画ながら、アメリカが正義で日本が悪といった描かれ方でもなく、日本側は日本側なりの「正義」を忠実に実行していた、といった公平な描かれ方。
以上のことから戦争教育用のビデオとして採用すると良いと思いました。
古い映画ですが、映像が綺麗です。迫力という点ではCGを遥かに凌いでいました。
山本五十六の『日本はアメリカにとって最強の敵。何故なら、日本人は戦いの為に努力している』
山本五十六の『日本はアメリカにとって最強の敵。何故なら、日本人は戦いの為に努力している』と言う言葉があるが、中二の僕はテアトル東京でそれを見て『山本五十六ってかっこいい』って思った事を思い出す。しかし、この言葉こそ、日本が駄目になっていった最初の様な気がする。勿論、その精神は戦争に限った事ではない。
また、歴史に『たらねばは』ないだろうが、この映画を初めて見たとき、南雲中将を侮蔑した。しかし、冷静に考えてみれば、南雲中将の判断は間違っていないと思う。そして、やっぱり、山本五十六の『宣戦布告無しの攻撃は眠れる大国を起こしてしまった』と言う言葉を聞くと、山本五十六の優柔不断な狂気を感じずにはいられない。一年は暴れてみせよう!などと言いながら、発せられる言葉には思えない。
マンディンゴの監督。猿の惑星のジェリー・ゴールドスミス。最高のスタッフで、作品も多少模型を使うが、ほぼ実写で今では考えられない迫力。
この映画の様な事実があったかどうかは兎も角、アメリカが日本をなめていた事は事実だと思う。日本は真剣かもしれないが、アメリカにとっては食べ物にたかる蝿の様な物。だからこそ、原爆を落とす迄にこじらせてしまったのだと思う。つまり、黄禍論の始まりは日本人なのだと思う。当時から、『マインカンプ』を熟読していれば、日本人は別の行動を取っていたと思う。しかし、そうならなくて、良かったかもしれない。何故なら、『マインカンプ』は黄禍論そのもの。少し俯瞰した言い方だが。兎も角、ヒトラーがユダヤ人を嫌い位、日本人はヒトラーが嫌いになる。
戦争を終わらせる一番手っ取り早い方法を授けよう。実に簡単。『戦争に負ければ良いのだ』
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