「いつかまた観たい作品」トム・ホーン komasaさんの映画レビュー(感想・評価)
いつかまた観たい作品
時代の変わり目に生きる人々の様々な生き方を、不器用な男の生き様を通して見せてくれる。
当時と比べて変化が早くなっている現代、社会や会社において大小様々な変わり目を経験する。また健康が損なわれたり老いを自覚するときも来る。
そのような時、自分にとって大切なものを奪われ、流儀に反することを強いられたとしても、主人公のように人としての強さを失わずに生きてこられたかと言われるとノーとしか言えない。
しかし、主人公が絞首台で首に縄をかけられたシーンで、「何も言うな、俺も気を張っているんだ」と発した言葉に力をもらった。
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