トムホーンの人物像に迫れていない 
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総合60点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
実在した男を描くということだったが、人物像に迫れていない。前半は牧場で用心棒をするというのはまだいいが、彼の性格や半生についてはよくわからないまま。この場面で牛泥棒相手に奮闘するマックイーンの姿が一番の見所。
後半では中途半端な捜査と裁判に時間が費やされ、真相は闇のままに事件が終わる。彼の孤独の人生と新しい時代に取り残された寂しげな雰囲気は出ているものの、やけにくだらないことに時間を費やしすぎている。場面の切り替えが突然で話の流れが途切れる演出も気に入らない。何かと不満が残る内容だった。
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かつてはジェロニモを捕らえたこともあるアパッチ戦争の英雄トム・ホーンが、今度は牧場を荒らすタチの悪い牛泥棒たちを駆逐することになる。
ま、早い話が牛のボディガードちゅうわけだが、皮肉にも牛泥棒を殺れば殺るほどホーンは町で邪魔者扱いされていく。
法の番人でも、無法者でもないホーンの立ち位置が微妙で、最後まで感情移入しづらかった。
でも苦みばしった顔でライフルを構えるマックィーンの姿はほんまカッコいい。
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西部劇に異色のカラーを、放つ作品。
個人的には高く評価。
良くも悪くも銃が掟の荒くれものの世界。
トム・ホーンはかく闘えり。
無法時代に名を馳せたトム・ホーンの
生きる様を表現した傑作。
ある意味西部劇は、こうでなくてはを体現。
ま、今の若者には理解出来まい。
しかしながらスティーブ・マックイーンが晩年に
製作に関わった作品である意味を理解して欲しい。
西部の掟で名を馳せたトム・ホーン。
その最後も掟のに、よって閉じる。
思ったより深い作品でした。
だから?
対象年齢・・どなたでも
どんな人と見る・・ご自由に
感動・・ない
ハンカチ・・要りません
DVD出たら・・TVでよし
他人には・・勧めません
総評・・
ひょっとしてトム・ホーンってアメリカじゃ有名なのか?
日本人にはとんとわからない。
冤罪かどうかは分からないが、だから何?って感じの映画だった。
それよりもアメリカの銃社会が今でも抜け出せないでいるのが良くわかる映画。
1904年て日本じゃ日露戦争の時代だ。
その時代にアメリカではまだこんなことやっていた事にびっくり。
もっと先進国的な国かなって思ったけど田舎じゃまだまだなんだね。