「さすがデヴィッド・リーン、壮大な大河ドラマ。途中休憩を挟む映画は久...」ドクトル・ジバゴ(1965) miniさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがデヴィッド・リーン、壮大な大河ドラマ。途中休憩を挟む映画は久...
さすがデヴィッド・リーン、壮大な大河ドラマ。途中休憩を挟む映画は久しぶり。全編にわたって流れるモーリス・ジャールの「ラーラのテーマ」。バラライカの音色が印象的で、ジュリー・クリスティの青い目に引き込まれてしまう。他の俳優たちも良かった。苦悩しっぱなしのオマー・シャリフ、冷めた目つきのアレック・ギネス、嫌われクズ男のロッド・スタイガー、健気な妻のジェラルディン・チャップリンは若い頃のお父さんに似ている。にしても、ロシアに生まれなくて良かったとつくづく思うのであった…。アカデミー賞脚色賞、作曲賞、撮影賞(カラー)、美術賞(カラー)、衣裳デザイン賞(カラー)の5部門受賞。ちなみにクリスティは同年『ダーリング』で主演女優賞受賞。
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