劇場公開日 1966年6月18日

「超大作は昼メロ」ドクトル・ジバゴ(1965) naokiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0超大作は昼メロ

2025年2月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

映像は映画史上5本に入るぐらいの美しさではないでしょうか。これ昨日撮られたんじゃないのかというぐらい鮮明でした。途中ヒッチコックと勘違いするようなサスペンスもあり十分楽しめました。あと革命が起こった事をcivil warと言っていたのは現在ではとても理解できる言葉でした。若いアレック・ギネスを初めて見たような気がします(英国の笠智衆)
ロシア革命やソビエトの激動の時代を描きながら人間模様は身内だけで廻って狭いですね。あの広大な土地で二度も三度も偶然の出会いて・・・しかし大きなスクリーンで音響のいい設備で観るだけの価値はあります。

naoki
naokiさんのコメント
2025年2月18日

トミーさん
デビッド・リーンの画の美しさには驚かされます。「アラビアのロレンス」での砂漠の真ん中で突然、船の汽笛が現れるシーンや「ドクトル・ジバゴ」で列車の扉を開けると白い景色と思いきや叩き割ると、それが氷の壁だったシーンが印象に残ってます。最後のダムのシーンは、どこかでロケをしたのかと思いきや、わざわざスペインかどこかでダムを作ったそうです・・・(←マジかよ😅)

naoki
トミーさんのコメント
2025年2月17日

画が素晴らしいですね。春の水仙畑とか、車窓から見える月とか、撃ち斃される少年兵の光景、ダムの虹まで、やはりリーン監督はロケーションの人なんでしょうね。

トミー