「なんでこんなにおもしろいんだ!」ドクトル・ジバゴ(1965) JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
いなかびとさんのコメント
2025年2月14日
そう、そうなんです。全く同感です。先ず映画は楽しめなければ、映画じゃない。全ての芸術に言えることです。私はこの映画に感動し、原作まで読んだ人間です。原作と映画は全く違います。リーン監督は原作にあるロシア批判を抑え、男女のメロドラマにしました。しかし、ちゃんと革命批判を仄めかしいます。運命に翻弄される人間を描いた傑作。その悲恋に涙しましょう。ラーラに込められたパステルナークの秘書への不倫。真実 を知ればもっと感動するかもしれませんが、先ずは何も考えず、鑑賞しましょう。批評はそれからです。久し振りに大きなスクリーンでみることができます。(午前10時の映画祭)
私が生涯映画ペスト5の一作です。皆さんに観て欲しい。