「個人から見たロシア革命と内戦」ドクトル・ジバゴ(1965) Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
個人から見たロシア革命と内戦
どんな理由があれば、戦争が正当化されるのだろう? 革命は泥棒、戦争を正当化できるのか?
個人として誠実な生き方を貫く事は、時には大切な人を裏切る事に繋がってしまう。そういう不幸な時代だったという事かな?
原作は大昔に読んだので、ほとんど忘れていたが、自然描写の詩のような美しさに感動した。この映画も冬の厚い雲の向こうから差す太陽、朝焼け、森、雪の平原など風景がすばらしかった。
誰もが、自分なりに誠実に精一杯生きている、生き抜いている、幸せとは程遠くても…
生き抜く決意の中にしか希望はない。
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