ときめきサイエンスのレビュー・感想・評価
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エレクトリックな彼女はあげまん…?!
モテない童貞少年の夢。
セクシー美女な彼女が欲しい!
なら、作っちゃお!
学校ではコケにされ(いじめっこの一人はロバート・ダウニー現Jr.!)、兄には言いなりにされ(ビル・パクストン!)、ヒエラルキー底辺の男子高校生、ゲイリーとワイアット。無論、彼女など居ない。
ある日『フランケンシュタイン』を見ていて思い付く。
好みの女性のデータをコンピュータに入力し、女の子人形に電線を繋いで…。
その時、落雷が。そしたら…!
フランケンシュタインの怪物ではなくて、理想のセクシー美女が誕生…!
え~、敢えて何もツッコミません。一つだけ。
ハイ、その通り。おバカ映画です。
おバカな少年たちのおバカな夢妄想を具現化。
ジョン・ヒューズって共感たっぷりの青春映画や『ホーム・アローン』のようなハートフル・コメディのイメージだったけど、結構やるのね。
僕たちのセクシー美女な彼女は、リサ。
彼女を連れて飲めやしないのにバーに行ったり、いじめっこに自慢気にアピールしたりとか、ホントおバカ。ま、そこが憎めないんだけど。
見た目だけじゃなく、強気。口うるさい両親やじいちゃんばあちゃんにあんな事したり、クソ兄貴をとんでもねー姿にしたりとあれなんだけど…。
その一方…
ホームパーティーの時にあるピンチを作って、ゲイリーとワイアットの男っぷりを上げようとする。
最初はビビってたものの、男を見せるゲイリーとワイアット。
それがきっかけで各々学校のマドンナといい感じに…。
ゲイリーとワイアット、どっちがリサと結ばれるんじゃなく、現実の彼女が出来てハッピーエンド。
まあこれもある意味ファンタジーな展開だけど、エレクトリックな彼女はあげまんだった…?!
情けない主人公のために美人が何もかも全てお膳立て
総合:40点 ( ストーリー:30点|キャスト:60点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
冴えないいじめられっ子の高校生2人が、電子計算機で美人を作ってその美人に人生を変えてもらう話。
見た目はそんなに悪くないものの、行動も鈍くて学校では友人も少なく女子にも相手にされていないださい高校生2人が、理想の美人を作り出す。そしてその美人が手取り足取り2人を指導し手回しをしていけてる高校生に変えて、2人の人生を日陰者から一気に花形に変えてもらう。日陰者の描く理想の展開なのだろう。
でもね、この主人公2人がほんとに何もしない。服装から車まで全ての物を取り揃えてもらい、固い親も凶暴な兄も学校の虐めっ子も邪魔な人々とは全て交渉してもらい、級友から人気が出るように家で宴会の準備をしてもらい、そこで活躍をするような茶番劇までしてもらう。そして彼女の斡旋までしてもらう。
こんなに何もかもしてもらわないと駄目な2人にさっぱり魅力がないどころか情けない。これらの経験で2人に多少の成長は見られるものの、所詮は付け焼刃ですぐに馬脚が現れるだろう。今後も結局何か起きるたびに美人の助けがないと何も出来ないだろうし、短い栄光になる気がする。
作品はこの時代ならではの緩い喜劇調の演出で、それでも物語が良ければ多少は観られたものになっただろう。だが年上の美人は基本的に2人の指導と保護だけで、わざわざ人工的に作られて登場する美人である必要性が薄いし、自分で何もせず美人に依存しかしていない2人がこんな良い経験をするべき価値が無いし、物語の主題に疑問がある。2人は周囲の人々にそれほど恵まれていないとは思うが、それは2人があまりに情けないからそうなっていたとも思った。
ジャバ・ザ・ハットに変身させられたビル・パクストン。
ジョン・ヒューズ監督作品って、こういう学園モノを撮らせると上手いんだよね~ってな感じで、地上波で何度か放送されてるけど、字幕版は初めて見ました。80年代のこの手の映画には今じゃ大物になってる俳優が出てるのでエンドクレジットは要チェック。今作ではビル・パクストンとロバート・ダウニーを発見。
コンピュータで理想の女性を作り上げてしまったモテない高校生ゲイリーとワイアット。自慢げに街に出かけたり、同級生に見せびらかしたりと・・・、15歳の少年にはちょっと年上過ぎたのだろうか、ちょっとキスする程度しか出来なかった。女性リサは魔法も使えるみたいで、フェラーリやポルシェまでも出してみせるのだ。
ワイアットの自宅でパーティを開いたりして、結局は御指南役しか演じなかったリサ。二人ともめでたしめでたしってな雰囲気で終わるのだが、祖父母はどうなったのかわからないまま。軽快な音楽が心地よくて、ストーリーなんぞはどうでもよくなってしまう。ポップスばかりじゃなく、『エクソシスト』のチューブラベルズなんてのもかかってる。さすがにこの曲だけは意味不明だった。
ノー天気なSFコメディ
・モテない中学生がコンピューターを駆使して理想の女を具現化する
・家でパーティをして狙った女を落とせ
・部屋のものが全部青一色になったり、家具が煙突から外に吹き飛んだり、祖父母を固まらせてクローゼットに隠したり、ロケットが家を貫いたりとハチャメチャさが楽しい
・主人公の兄貴のいかれた角刈りがナイスキャラで最後見にくい怪獣になるのも可笑しい
・中学生がポルシェ、フェラーリで爆走するなんていい時代だなあ
やっちまった。久しぶりに大当たりのドタバタ映画はやはり合わず。時間...
やっちまった。久しぶりに大当たりのドタバタ映画はやはり合わず。時間が経つにつれ、見ている自分がだんだん虚しく思えてきた(笑)
コンピューターで理想の女性を作るって話。発想は面白いと思うんだけどな〜
唯一の救いはヒロインのケリー・ルブロックっていう人、超セクシーです。それだけで見てたようなもんです。グラビアビデオと思いましょう、そうしよう。
80年代の青春コメディ
ハイティーンの若者が憧れる、セクシーで
ナイスバディとルックスの年上女性。
高校生の冴えない二人がコンピューターで
そんな女性を作り出したらってストーリー。
その女性にケリー・ルブルック。
後にスティーブン・セガールの奥さんなん
ですね。また、驚きは冴えない二人を苛める
金持ちボンボンのいじめっこ役の片割れで
なんとJrがついてないロバート・ダウニー名で
出演しています。多分二十歳位かなあ。
どこかで見たと思ってたらクレジットで驚きてした。
でも昔から相変わらず女性に対してクズ役
ばっかりだったのね笑。
まあ、ストーリー、作品的にも当時のノリで
作られてますから懐かしい音楽がかかってるし
よくあるシチュエーションだから新鮮さや
感動、驚きはないけど個人的には嫌いじゃない。
楽しめました。
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