トータル・リコール(1990)のレビュー・感想・評価
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最初みた時、子供過ぎて怖かった記憶がある。顔が膨れる所とかちょー怖...
最初みた時、子供過ぎて怖かった記憶がある。顔が膨れる所とかちょー怖かった。
記憶の植え付けとか、面白いですよね。
これ出来ると、なんでもありになるんだよね物語が
マジ万能だと思うよ、記憶の改ざんとか。
ホログラム!???
シュアちゃんも好きですが、マイケル・アイアンサイドが好きで、相手役にはピッタリですし、この人にウージー(多分)持たせると、V Vistorもそうですが、あの構えた時のスタイルが非常にかっこ良いのです。
シュアちゃん目茶苦茶して、アイアンサイドも目茶苦茶します。お互い適役ですね。
ホログラムの戦闘シーンは、ご都合主義所では無く、あれは無理な動きです。
良くも悪くも古い映画
記憶を奪われたスパイがあるきっかけで記憶を取り戻し
陰謀に巻き込まれていく
アクション超大作
ボーンアイデンティティに近いものを感じる
SF的に面白いガジェットがいっぱい出てくる
さすがフィリップ・K・ディック原作
シュワちゃんがおばはんの中から出てくるのはあまりにも有名だが
ロボット運転手
近未来のテレビ
記憶の書き換え
古代宇宙人の遺跡
ミュータント
しかもそれでいて物語の調和が取れている
車が超ダサいなど時代を感じるが、この映画
「おっぱいが三つもある、すげえ!」
に尽きると思う
〈迷作中の名作〉に仲間入り
ジェリー・ゴールドスミスが肉体派のシュワルツェネッガーを意識したか、「コナン・ザ・グレート」のような英雄ものに使えそうな音楽をつけている。
ストーリー運びの雑さとSFXの仕上がりも含め、典型的なB級SF娯楽作品である。
シュワちゃんの超人的パワーは相変わらずだが、対抗するリクターを演じるマイケル・アイアンサイドの悪そうな面構えがいい。この人はTVドラマの「V」でもそうだったが、ウージーを弾切れするまで撃ち尽くす姿がよく似合う俳優だ。
そして女優陣では、シュワちゃん演じるクエイドのカミさん・ローリー(シャロン・ストーン)とブルネットの女・メリーナ(レイチェル・ティコティン)の対決が見どころなのだが、ローリーはまずまずとしても、メリーナがぱっとしない。たいした前触れもなく登場し、ちょこちょこっとアクションして終わりだ。どうせ夢だからと、シュワちゃんのもう一つの顔、工作員のハウザーとの過去も深くは描かず端折ってしまっている。それにしても、ローリーとメリーナの直接対決が1回こっきりで、ローリーの最期もあっけなくて物足りない。
そして見るたびに、気圧のない火星で外に放り出されて、目ん玉が飛び出そうなのを必死に堪える短時間に大気が充満するという強引なラストにツッコミを入れるのだ。
だけども、世の中にはブツブツ文句を言いながらもまた見たくなる映画が存在する。迷作なのだが愛すべき1本というのがある。
ラクウェル・ウェルチの「恐竜百万年」(66)、ジェーン・フォンダの「バーバレラ」(68)のように時間とともに〈迷作中の名作〉となる作品も多い。
この「トータル・リコール」もそういう1本に仲間入りを果たした感がある。
〈迷作中の名作〉これこそがB級娯楽作品に与えられる最高の勲章だ。
ところで工作員のハウザーは存在するのだろうか? それとも映画のすべてが夢か? 本篇がホワイトアウトで終わるあたりが意味深で、夢か現実かを判断させる。そしてDVDを見返してみれば、リコール社の女性ドクター・ラルが “火星の青い空”という薬品を助手に放るシーンがあるのだ。
How do you define "real"?
おばちゃんの顔が左右に展開するシーンを見て、「むかし、テレビでこの映画のCMやってたなー。」という郷愁の念にかられた。当時こどもだったわたしがこの映画を見ていたら、トイレにいくのははばかられたに違いない。特殊効果と特殊メイクが、生理的に気持ち悪い。
かなりむかしの映画のはずだ。公開時期が気になって仕方ないので、ここで確認した。20年以上前だ。当時の若者や、大人たちにしてみたら、この映像は衝撃だったはずだ。
「現実とは何か」、「現実と非現実を我々はどう区別しているのか」ということを考えさせる映画なのだけれど、どうしてもマトリックスのモーフィアスのセリフがリフレインする。それから、今気づいたのだけれど、京極堂(京極夏彦氏による小説、百鬼夜行シリーズの登場人物)の「今現在に至るまでの記憶ごと、ついさっき生まれたのだとしたら」という発想ともリンクする映画だ。
おもしろかった。
しばらくお肉が食べれなくなりそうです
フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化作品でございます。原作の方は読んでいないので、本作とどう違うのか分かりませんが、「記憶」が題材で共通しているのは間違いなさそうです。
植えつけれた記憶を元に生きていた主人公は、毎日のように夢を見ます。そして、その夢に突き動かされて行動したら、今まで妻だったり友人だった人が突然、自分を殺しにやってくるという近未来の物語。
ここでのミソは、記憶をすり替えられる前の本当の自分が夢を見させていた、ということになるのでしょう。そして、二つの顔を持つ当人が、本当の自分を探して火星の旅に出ることになります。ここからはネタばれになるので書きません。
「氷の微笑」と同じ監督のポール・バーホーベンさんは、この手の心理学的な題材を扱うといい演出をします。勝手ながら想像すると、この人はモノクロだった時代の作品の影響を強く受けていると思います。本作は近未来が舞台ですが、どこか古典的なテイストがあるのです。
一番好きだったシーンは、火星の町を歩いている主人公に特殊能力を持った人が「お前の未来を占ってやる」と言うと、主人公が「俺は過去を占えるぞ」という粋なセリフ。時系列というのは永遠のミステリーです。
とは言うものの、途中からはシュワ氏演じる主人公が執拗にマシンガンをぶっぱなし、凄惨なシーンが連続して出てきたので、観た後は胸やけしたみたいな感覚を覚えました。おばあちゃんが「ふぁっくゆーあーすほー!」なんて叫ぶ描き方にも寒気覚えました。あまりにも露骨な人の描き方に心はドン引き状態。
それでも、この人の他の作品も観てみたいとは思いました。
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