「ジム・キャリーの代表作も今見ると色褪せて」トゥルーマン・ショー うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
ジム・キャリーの代表作も今見ると色褪せて
初見です。
いろんな人がおすすめするので、見てみましたが、残念ながら私には響きませんでした。
誰もが一度は想像する、「世界は自分を中心に回っている」をストーリー化したものですが、最初の数分でその状況を分からせるシナリオはさすがのクオリティですね。
その構図に主人公が気づき、何とか脱出を図ろうとするところまでは、すでにあちこちで耳にする機会があったので、初めて見たにも関わらず、予想通りの展開でした。
あえて、このプロットで成功した作品として邦画の「サトラレ」を連想したことを申し添えておきます。
とにかく、トゥルーマンが勝ち取った「自由」はとてもささやかな、価値の薄いモノに思えて仕方ありません。
動物園で飼育されていたゴリラが野生に帰ろうとするようなものでしょうか。
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