「脚本がユニーク!笑いと風刺」トゥルーマン・ショー 菜野 灯里 (ナノ アカリ)さんの映画レビュー(感想・評価)
脚本がユニーク!笑いと風刺
世界まるごと巨大な撮影セットの中で生まれたときからずっと過ごしている男性の物語。仮想現実であることを知らないのはその男性だけで、その番組を視聴者はたのしんでいて、製作者はこの世界こそがリアルだと思っている。
ラストはその男性は外の世界に飛び出す。発想がおもしろくて、脚本の時点でユニークさはを感じたであろう作品。自分が共通世界だと信じているこの現実が、他者からみれば、ひとつの現実に過ぎないというような風刺的な要素も感じる映画。
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