12モンキーズのレビュー・感想・評価
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全てがキレイに繋がり、全てが意味を持って終わったけど…
最後のあの人の登場が全てをまとめるのオチなのは分かったが、どういう意味か分からず、ここのネタバレで理解した。 主人公が狂気と正気を行き来する話だが、始めからみんな狂っていたのかなぁ。 全てがキレイに繋がり、全てが意味を持って終わったけど、親殺しのタイムパラドクス的な結末だった。
現在と過去、現実と妄想の狭間で奮闘する男の物語。
今回で二回目。初めて見た時は前評判悪かったのもあって期待していなかった。が、見て一変。そもそもタイムトラベル物が好きだって言うのも手伝って「なんだこの展開はー!!」と驚いたのでした。緻密に練られた時間軸の設定。そこに人の心理、何が現実で何が妄想なのか、イマは過去なのか現在なのか。。。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのように過去を変えることが出来ないところがまた好き。私は過去は変えられない(過去に起こったことは未来からの干渉があっても過去、起こっている。つまり既に起こったこと(過去)は変えられない)派なので。
現在と過去の間で主人公コールの心(気持ち)が揺れる。何が現実なのだろうか。人類の99%が死に絶えた世界は真実なのだろうか。コールを助ける精神科医キャサリンは初め彼を妄想癖と診断する。物語が進むにつれ、その考えが入れ替わる展開も素晴らしい。
ただ、敢えて、ひとつ言うとすると、結局、恋愛ものになってしまうところがなんだかなーと言った感じ。いやいいんだけど、なんかもっとSFで攻めて欲しかったと言うかなんというか。自分ならどうするかって所は考えていきたい作品。
「作品」と呼ぶにふさわしい
ディストピア的な世界観のSFもの。 公開からもう20年も経ってるんですね。 やはり映像の質感は良くも悪くも現代の映画と違うけれど、 CGなしの味わい深さってのは確実にあると思う。 ストーリー的にも古さを感じず、むしろ完成されているとさえ感じた。
WE DID IT. テリー・ギリアム監督がまたまた描くSF作品
実に20年ぶり2度目の視聴。何となく結末覚えてて、こういった映画でオチがわかってると楽しめないのじゃないかと思ってたら全くそんな事なく面白かった!未だに全然古びてない。 もうオープニングの不思議な映像と音楽から世界に引き込まれます。あの音楽耳に残るわー。伏線のはり方といい、それがちゃんと収束するラストはお見事としかいいようがないです。 未来のディストピアっぷりとか、画面の撮り方とか、いかにもテリー・ギリアム監督らしい感じでした。主演のブルース・ウィリスもさることながら、やっぱりブラピの怪演がスゴい。あの目どうやってんの?演技力で何とかなるものなの? ハッピーエンド以外認めないという方でなければ1度は観ても損はない作品でした。
ややこしいストーリーをわかりにくく
ややこしいストーリーをわかりにくく作ったという作品。そして、全編で差し込まれるイメージのオチにようやく辿り着いたと思ったら、全然オチていないという。 今観るからなんですかね、幼稚さや作品として足りない部分ばかりが気になります。 「サブカル」的な受け入れられ方をしているんでしょうね。小ネタとキャスティング、ストリートカルチャーとSF的なシナリオ、さまざま要素をごちゃまぜにした感じは、特筆する点ではあると思います。 でもまあ、それだけでもね、という。正直、微妙です。
動物園からの解放
後半からウィルス問題はドウでも良くなって二人でヴァカンスでカップルになっちゃってるし!?
タイムスリップを信じる理由は解るがウィルスばら撒きを信じた切っ掛けが曖昧だし中盤以降のB・ウィリスの行動もイマイチ意味が解らずに発狂気味でポン引きの縄張り争いとか要らないシーンも数々。
B・ピットの狂った演技が良い分、真似した様にB・ウィリスもそんな演技をするが段違い。
最後の婆あはタイムスリップしてアノ時代に?
知的に伏線を追ってショックな結末をと期待した割に後半からの演出が雑でドウでも良くなってくる。
12モンキーズは誤魔化しで父親が張本人に驚愕もせずにばら撒いた理由は何だったのでしょうか。
GOOD MOVIE!
テリー・ギリアムの他作品が好きな人は 好きになる映画だと思います^ ^ 最初から最後まで見飽きる場面がなく、 全てを見終わってから、またもう一度 伏線の確認作業をしたくなりますw
タイムトラベルはおもしろい
自分が過去に戻ったことによって良かったのか悪かったのか。 自分は一つでも選択をしたのだろうか。 運命とは変えることのできないものなのか。 いつが現在でいつが守るべき時間軸なのか。 タイムトラベルに伴う問題定義はやっぱりおもしろい。 今作では、狂っているとは何なのか。というのが強調されていたが、それは歴史になってから決められることで、観客が決められることである。犯人の彼については情報が少なく、判断に迷うが、彼が細菌を撒いた後、新体制を築けあげていたならば彼は正常で、死んでいったものたちが狂っていた、となるのだろう。 我々と彼らを区別するもの。それが狂者か正常者かの判断なのだろう。
未来は明るいのか?
20年振りに観たのだけど、思い出しながらほとんど忘れてたので、ラストどうなるかドキドキした。だけども、記憶の中のワクワクで観たらラストはそうでもなかったかなと思う。 タイムトラベルをするうちに未来は少し変わったのか?それともここから始まるのか…何だか不穏なラストだった。 そして、やはりブラピ!ブラピの怪演が物凄く光っていた。 日本人がやってたら演技臭くて笑っちゃうだろうし、やり過ぎな気もするけど、ブラピならそれがリアルと言うか許せると言うか、最高だよ!とストーリーそっちのけでブラピにワクワクした。 なので、12モンキーズの正体もズッコケそうなところを、ブラピの怪演で頷ける。 12モンキーズと言う題名からもうトリックになってたんだなぁ、やられた!
ブラピの怪演
最近、海外ドラマの「12モンキーズ」をみはじめて、その流れで観てみることにしました。 古いと言うこともありますがドラマと比べると展開が雑かなと思いました。 使われてたBGMが私にはレイトン教授のイメージが強い曲だったので、謎解きが先に立ってしまい不思議な感じでした(笑) ブラピの演じたぶっ飛んだキャラクターは、はまってましたね。 見事な怪演だったと思います。 ラストの流れはブルース・ウィリスと言う事もあってかルーパーと少しダブりました。 総評としてはちょっと期待はずれでした。 観るタイミングが悪かったですかね。 公開当時に観ていたら高い評価をつけてた気がします。 題材は悪くないと思うのでドラマ版の様に映画もリメイクして欲しいかな。
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