天使にラブ・ソングを…のレビュー・感想・評価
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少女みたいなおばさん達
まず、シスター達が可愛い。彼女達は潔白で清楚であるが、やはり少し遊びたいという気持ちも持っている。それが、小さい女の子みたいで、多くはおばさんやお婆さんだったけれど、まるで16歳くらいのいい私立高校に通う少し幼い少女たちに見えた。
娯楽を一通り経験して、変に達観していたりせず、バーに行く事すらコソコソしてしまう。ここまでシスターを可愛く描けたことが凄い。
そして、クラレンスをシスターだと信じ込んで銃殺を躊躇う様な(逃げ出した時は問答無用で発砲していたが…)小悪党も小気味良かった。彼らの生真面目さと悪の手先故の小さな悪事の緩急も面白かったし、何より、シスターの群れがヘリコプターに乗せてくれと懇願する時に、婉曲であるが、神に抜け毛を増やしてくれるようにや、小さな女の子が思いつくであろう俗世的な不安を並べ立て、実現する様に願い脅すのが天才的なユーモアだった。
楽曲も良い。多分だけど法王も、教会に行くたびに同じ曲ばかり飽きていると思う。
頭の硬いシスターのボスも案外良いとこあんじゃんって感じで、明確な悪人が数人しか登場しないのも良い。(性善説か?)多分街のチンピラも所詮小悪党くらいなので、そういう作品が好きだ。
ストーリーは王道な洋画だが、とても気持ちのいい作品だった。年1回くらいは観たくなるような作品だと思う。2.3もあるそうだが、続き物って結構疲れない?(メン・イン・ブラックとか1しか見てないよ…)
アラはあれど楽しい映画
今夜(2024/07/05)観ました。
過去に何度か観ましたがやっぱり面白いですね✨
序盤、セリフがめちゃ説明がましかったり、殺人を犯した悪役が悪になりきれてなかったり、シャイガールのシスターロバートが最前列で発言しまくったり、ツッコミポイントはひとつふたつでは済まないと思います。
でも、100分の尺の中で目を離せない程の魅力を秘めている作品なので、星は4つです!
今観ると紫のミンクのコートの何が魅力的なのかなど、理解に苦しみますが当時のトレンドなのでしょうね。リアルファーがクールだとは微塵も感じません🙂↔️
子供から大人まで安心して観られる映画です。
休日の夜にでも是非お楽しみください☆
素晴らしい
ウーピー・ゴールドバーグが組織による殺人を目撃してしまい、法廷で証言する代わりに警察の手で絶対安全な所へ逃がしてもらう。
その場所は修道院。ここから見習いシスターとしての生活が始まる。
敬虔な信者である修道院長以外はウーピーを本当の見習いと思っている。
彼女らは敬虔というよりも好奇心にあふれたお茶目な人達に描かれており、すぐ仲良くなる。
元々クラブ歌手だったウーピーはおカタい生活に慣れずに失敗続きで院長に疎まれるが、聖歌隊の指揮者をするようになり、個性あふれる聖歌隊に作り変える。
院長は快く思っていなかったが、評判となりミサに足を運ぶ人は増え、ついにローマ法王が見に来るという名誉な事態に。
が、その直前に組織に発見され、誘拐されてしまった。
ここで院長を筆頭とした仲間達が救出に訪れ、刑事も現れて事なきを得る。
そしてついにローマ法王の前でのお披露目に至るのであった。
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ウーピーのいつもの陽気な感じも健在で、全体に明るく心地よい作品だった。
天真爛漫なウーピーと、おカタい院長、お茶目な修道女達の結束が見所。
テンポも良く、登場人物も愛すべき人ばかりで、とにかく素晴らしい映画でした。
懐かしさを感じるコメディミュージカル映画
普段コメディ映画を見ないですが、サラッと楽しく見させてもらった。全体的に頭をカラッと何も考えずに観るのに本当に適した最高の映画だと思った。
どんどん力を合わせてみんなで仲良く歌をうまくなっていく、古典的な話の流れだが、とてもそれが心地よく感じる。
歌の部分はTwitterでネタ動画としてよく使われている印象で見たことがなかったが、今回楽しく観させてもらった。元ネタも知れたし。
EDが観ていて飽きない作りになっており、最後の最後まで力を込めた演出はよかった。
『世間』は人間のポテンシャルを測れないし過小評価しがち。
アメリカでの公開日は1992年。Wikipediaでは当時大ヒットしたとある。しかし、それなりに古い映画を見るときは、今の自分と登場人物の物事の考え方にギャップが出ていて楽しめないことは結構ある。実際今作品はどうだったかというと、そんなことはなく十分楽しめた。修道院のシスター達の生活模様が表面的にではあるが語られていて、この作品を見る中で見たことの無い世界を体験でき、その中でウーピー・ゴールドバーグ演じるデロリスが終始前向きに明るく周りをより良く変えていく様子を好ましく見ることができた。
あらすじを一言でいうと、キリスト教徒の敬虔さや教えを遵守する心とは子供の頃から一貫して無縁だった落ちぶれたクラブ歌手が事件に巻き込まれ修道院にぶち込まれその中で自分の能力や人間性を発揮していくというものである。成長物語というか、最初のクラブ歌手としての彼女への世間的評価、馬鹿にするような評価自体が間違っていて、一見間違いのない、正しいと思われる修道院の方にまだ改善すべきことが残されていて、それをクラブ歌手が変えていく。そういう展開を見せられ、人間の価値は一般的に埋もれていて偏見でネガティブに言われる傾向があることと、別に人は変わらなくとその人の本質を発揮すればその本質の色が世界をより楽しく変えられるのだ、というポジティブな可能性を感じさせられた。そして、お互いに馬鹿にしあっているような関係性、水と油のような関係性の組織や個人が混じり合えば大きな発展の可能性があることも考えた。
歌が上手くなるところが良き
テレビで何度も見ていたけど、せっかくのリバイバル上映なので映画館へ。
これまでなんとなくしか見ていなかった、デロリスのオープニングのステージの歌、観客もまぱらだったのに、あれがシスター達の聖歌隊の曲になっていたの、遅ればせながらやっと分かりました!!
今度は教会に市民のお客さん多くてこの対比もいいですね。
ラスト、各雑誌の表紙になる演出も良いし、やっぱりシスター見習い?のシスターロバートが練習でおなかに力を入れたら急に声が出せるようになった場面は何度見ても良き!!!
1日1回上映とはいえ、お客さんかなり入っていたのが頷ける、今回も不朽の名作の1つが見れて満足しましたー!
最高
最初から最後まで最高ですね。
しれっと不倫してるのどうかと思いますが。笑
ショーパブにて歌い手さんをしていた主人公。
ある日、裏組織のおえらいさんの愛人の人殺しを目撃してしまい、命を狙われてしまったので修道院に身を潜めます。
歌がとてもうまいとは言えないコーラス部に所属し、みんなに指導します。
どんどん上手くなるコーラスにあまりにも、アレンジが加えられすぎていて鳥肌が止まらずすごく感激しました。
思わず泣いてしまうほど、あの歌うシーンは最高です。
みんなに嘘をついて、身を潜めていたが一人一人との絆により、主人公を助けるためにみんなが協力します。
笑いあり、涙あり、友情あり、なんだかすごく素敵な映画でした。
小さい頃見た記憶でしたが大人になってから見ると、素晴らしい作品だと気づきました。
めっちゃ歌う踊るぽっちゃりさんのキャラが愛くるしかつたです!笑
ミュージカルは苦手ですが、こういうシンプルに歌うと言うシリーズはすごく好きでした。
おぉぉーぅまぁぁーりぃぃーいっあっ!
金曜ロードショー
感動した。
何気に観てなかった作品。
愛人が銃で人を撃つのを目撃し、逃げてしまったから追われる身になった歌手デロリス。
警察の入れ知恵で匿ってもらうために修道院に。
型破りの尼さんとなり、修道院では浮いていたが、
院長のグッドな采配で聖歌隊に配属となり、歌手の才能が活かされる。
デロリスと他の尼たちは次第に心を通わせていく。
デロリスが教えた歌を尼たちが練習していて、デロリスがそれに耳を澄ませて満足してるシーンが良い。
自分が他より少し出来ることが、大勢の役に立つことがあるいい例。
バックグラウンドが違う人間が来るとチームも刺激になる良い例。
観ていて気持ちいい!
『命を狙われた女性が身を隠すために修道院で歌を教える』というざっくりしたあらすじは知っていて、ミュージカル映画が好きなので期待して鑑賞。
予想よりも面白く、シスターのキャラも個性があって観ていくと愛着が湧いてきた。
歌がやっぱり何よりよく、賛美歌のアレンジがカッコよくなっていて聴いているだけで楽しい気持ちになれる。
聖俗・化学反応
日本でもお経や説法を歌にしたお坊さんがいたがポップスを讃美歌にアレンジする発想が斬新だ。悪ふざけにならないぎりぎりのさじ加減が心地よい。普段は混じりあわないものを無理やり混ぜての化学反応、スタッフも演者も面白がって創っているのが伺える。
主演のデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)はサンコンさんにしか見えないし、如何にも三流っぽいステージに先が案じられたが聖歌隊のリーダーになるあたりから流れが一変、ぐいぐい惹きこまれた。リノのクラブと教会のギャップの凄さ、後半はカジノと最も不釣り合いな尼僧集団突入、司祭のリベラルさと修道院長の堅さも流れを阻害せず絶妙なバランス、インド映画に通じるノリの良さ、さすがに法王まで担ぎ出すのはやりすぎとは思うが勢いが別格だから仕方ない。
歌って踊る修道院!
"天使にラブ・ソングを…" シリーズ第1作。
"金曜ロードショー" で鑑賞。
型破りな性格のデロリスによって、閉塞感の漂っていた修道院が活発になっていく様が観ていて面白かったです。堅苦しそうに見えたシスターたちも、実は陽気な性格だったりして、ギャップが笑えました。変わっていく修道女たちの姿を見て、デロリスの心情にも変化が訪れるのもいい…
なんと言ってもクライマックスの感動たるや…。大好きなシーンです。一時期コンサートの場面だけを繰り返し観ていたことがあります。シスターたちの圧巻の歌唱とデロリスのノリノリの指揮と歌声!―ローマ法王もノッてしまう楽しさ!
色褪せない魅力を持ったとても楽しい映画です!
※以降の鑑賞記録
2004/08/06:金曜ロードショー
2010/01/22:金曜ロードショー
2012/12/24:DVD(ソフト版吹替)
2020/05/15:金曜ロードSHOW!
2021/01/16:Disney+(吹替)
2022/12/02:金曜ロードショー(金ローオリジナル吹替)
※修正(2022/12/02)
名前には聞いていたけど
題名が有名なので名前だけは知っていました。
一体どういう話かと思っていたら・・・
黒人=歌うまい=ジャズ風に聖歌をアレンジ
ということだったのかな。
黒人の女優さんが主人公なのは。
パワフルで元気で明るくて、陽気さをもらえます(^^*)
心は心を動かす
最初から最後までユーモアたっぷり笑顔たっぷり楽しい映画でした!!
また、信仰心について、すごく考えれる部分が多かったなと個人的に思います。
個人的にもう1人のヒロインである修道院長も
彼女達の心によって変わっていく様子が素晴らしく演じられていたなと思います
歌によってたくさんの人の心を動かせる素晴らしさ、すごさを改めて感じました!
気持ちがとても盛り上がる!!
展開は読めましたがそれでも歌で魅了されました笑
くすくす笑える要素もあって楽しかった
ありのままのすぎる主人公も好きだし、細身のおねーちゃん最初声小さかったのにめっちゃ歌うますぎな事に驚く驚く笑
面白いというか、楽しい映画!
歌ってやっぱりいいなぁ歌の与える影響力ってやっぱすごい!!
シスター達と聖歌を
殺人現場を目撃したことからシスターに紛れて修道院に隠れる。
修道院内の聖歌隊を指揮し、聖歌隊を世俗的に面白くしていき人気を集める話。
最後にはローマ法王の前でコンサート。
何度も鑑賞しているが、歌が良いので流し見していても楽しい。
つい口ずさみたくなる。
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