デモンズ2のレビュー・感想・評価
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【40年前のゾンビ映画だけど、特殊メイク、カット割りなど粗さが目立つ作品。ダリオ・アルジェント製作だそうだが、鮮血の美学は感じられないなあ。ごめんね。】
■高層マンションの住人たちが夜を過ごすなか、或る家族が娘サリーの誕生日に観ているテレビには葬られた悪魔“デモンズ”を若者たちが掘り返す場面が映っていた。
だが、それはフィクションではなく“デモンズ”たちは実際に蘇るとテレビ画面を突き破り、この世に復活するのであった。
◆感想
・TV画面から“デモンズ”が出て来るシーンは、貞子は参考にしたのかな。怖さが全然違うけどね。
・監督のランベルト・バーヴァさんは、ダリオ・アルジェントの秘蔵っ子だったらしいけれど、あんまりセンスがないなあ。
画の切り替えが粗くって、当然ストーリー展開も粗い。
・ザ・スミスのロックが使われているけれど、あんまり合わないなあ。
<当時のイタリアでは、このシリーズ作品は受けたのかなあ。受けたんだろうなあ・・。「テリファー」を観たばかりだから、辛口になってごめんね、ごめんね。>
貞子以前にTV画面から現われるモンスターがいたんだ・・・
『エイリアン』を彷彿される子どもの腹から生まれた悪魔はどことなく『グレムリン』のストライプにも似ていたような。また、エレベーターアクションもよくあるスタイルでした。ホラー・ファンタジー系作品は互いにリスペクトしてるんですね、きっと。
オリジナリティ溢れるところはジムのトレイナーとお客さんたち。駐車場に逃げてからも頑丈な扉を車で壊そうとしたりして、ちょっとおバカな攻防戦が続いていた。誕生日を迎えたサリーの走り方。そして、最大の特異点はデーモンがTVを使って移動できること。最後もこれを使ってたんですね・・・
一応、学生結婚していたジョージとハンナが主役。妊婦のハンナが隣室サリーの誕生日パーティをやってるのを知り、ケーキを食べたくなった。おすそ分けを貰う雰囲気ではなかったので、ジョージがケーキを買いにいくという展開だ。
この人はどうなったの?と、ジェイコブたち、そして少女イングリッドの末路。さすがにダリオ・アルジェントの娘を悲惨な目に遭わすことはできないか・・・
86年の作品としては星+1.5
アナタがファイルナルガール?
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