「 80年代のゾンビ映画ブームの一角を担うデモンズシリーズ。実は最初...」デモンズ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
80年代のゾンビ映画ブームの一角を担うデモンズシリーズ。実は最初...
80年代のゾンビ映画ブームの一角を担うデモンズシリーズ。実は最初に観たのは映画館でした。それも地元ではなく、ある地方に旅行に行った際に時間があったので「あ、こんな所に映画館があったのか」と立ち寄った感じで・・・まさしくこの作品の設定に似たような状況だったのでのめり込んで観てしまいました。当時はゾンビの知識も殆どなかったためショッキングでしたよ。
テレビでは味わえないほどの爆音とスクリーンの臨場感、そして主人公のシェリルが可愛いので、色鮮やかな衣装に対して不気味なマスクと血みどろの死闘に圧倒された記憶があります。ただ、後半になるにつれバカバカしくて眠くなった記憶も・・・どうしてももう一度観たい!と思ってた頃にテレビでも放映されたので前半部分だけが鮮明に脳内に焼き付いてしまいました。なので、この作品のいいところは前半のみ!不気味な仮面の男や傷ついた顔からウミが噴き出すローズマリー、映画と現実がリンクしていく様子等々です。
覆面試写会と思わせておいて悪魔を蘇らせ、観客に感染させることによってパニックを起こした劇場。二階席から一階へと突き落とす様子や、感染したら友達でもなくなってしまう人間の本質など無情な混乱は見ものだったけど、改めてTV鑑賞するとけっこうつまらない。まぁ、それでも80年代ゾンビ映画(正確には悪魔映画)の代表作。この後、続編やらバチもん続編が次々と発表されているようですが、どこまで鑑賞することが出来るだろうか・・・
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