DEAD HEAT デッドヒート(1995)のレビュー・感想・評価
全3件を表示
ジャッキー終わりの始まり
スピード狂のギャングに狙われた主人公の活躍を描く物語。
ジャッキー・チェン主演としては珍しくカーアクションが主軸の映画。目新しさはありますが、面白みはありません。また、序盤に描いた市街地でのカーチェイスなら兎も角、クライマックスがレースシーンだと映画としては迫力と緊迫感にかけてしまいます。制作側もそれを理解していたのでしょう。レースにはあり得ないクラッシュシーンを連発して、逆に興ざめ。
格闘アクションとの融合を意図した物語に説得力もなく、申し訳程度の格闘アクションでは評価を覆すには大きく足りません。
新しいジャンルを目指すなら、カーレース一本で攻めるべきだったかもしれません。
私的評価は、厳しめです。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
アクションとロケーション。
『ラッシュアワー』前のジャッキー・チェン映画、アクションとロケーションは抜群なのに、脚本がちょっとおざなり…、
カーマニアのジャッキーが、カーチェイスをメインとして製作しているが、やはりそこより、工場でのカンフーや、住まいを壊されるシーン、パチンコ屋の乱闘が印象的、ロケーションも面白い。
あと、警察署の襲撃での、マイケル ウォンのガンアクションが良い。
最初の香港深夜の道路でのカーチェイスは面白いのだけど、よくわからない理由で進行する、日本でのレースに参加する下りから大雑把になる。
どうせなら、日本の峠でカーチェイスすれば、もっと盛り上がったし、もっとヒットしたと思うのだが…、
まぁ、この時代のジャッキー映画の大半は、世界的に、子供でも観れる作品にしてたので、この展開にしたのかもしれないが…
ファンとしては、この癖も好きなのだけどね。
全3件を表示