「家族を思う父の気持ち」鉄道員 ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
家族を思う父の気持ち
クリックして本文を読む
日本人にもわかりやすい家族愛がテーマとなっている。
イタリア人と言うと、日本人とは違って陽気なイメージがあるけれど、この時代(戦後、日本と同様貧しかった時代)、もしかしたら西洋人の中でイタリア人が一番日本人的なのではないかと思えた。
哀愁を帯びたテーマ音楽から、悲しい物語ではないかと想像したが、違っていた。最後、主人公(実際の主人公はナレーターの子供であるが)は死んでしまうが、悲劇の話でなく、あくまで家族愛が主たるテーマだった。欲を言えば、最後は主人公は死ななくても良かったのではないか?無理にお涙頂戴映畫にしなくても、 十分名作に値する映畫になっていたはずだ。
それにしても、ジュリア役のシルヴァ・コシナは綺麗だった。
コメントする