デ ジャ ヴュのレビュー・感想・評価
全8件を表示
デジャブ〜
最近デジャブなことありすぎて
混乱していたところにこれだ…
仕事中に(あれ?これ前に同じことしてたな…だれか同僚が同じことそばで言ってたこのシチュエーション)
本を読んでたら(あれ?これ読んだことある…もしくは映画かなんかになってない?このシチュエーション)
とかね、、、
早稲田松竹まで各停電車で本を読みながら行ったら
コンパーメントの男というシチュエーションの短編
2本観ても1100円、知らない監督作品だけども
とても映画らしく良い作品でした
あまり語らず映像で分かるというカメラワーク
中世にトリップするそれは素敵な体験
夢の記憶を大事に生きてるあたしには
デジャブも大切な記憶体験なのだ
作中でデジャブを見れる、同じ場所に行ける、特異体質
みたいなことが語られていたので
あたしもその能力を大事にしたい…
ダニエル・シュミットの傑作のひとつ
早稲田松竹にて鑑賞。(ダニエル・シュミット2本立て)
久しぶりの早稲田松竹。学生時代にACTミニシアターと同様、入り浸った映画館🙂
いまだ2本立て格安料金は嬉しく、ダニエル・シュミット監督の2本立ては、似たような雰囲気の2本だったが、レビューはひとつずつ。
記者クリストファー(ミシェル・ヴォワタ)がイェナチュという17世紀の革命家の骨を発見したという人類学者を取材するところから始まる。イェナチュの骨を発見したという人類学者は、本物の骨を自室に保管していて、クリストファーは「あの学者は墓荒らし」と言う。クリストファーは恋人ニナ(クリスティーヌ・ボワッソン)と同棲していて、ニナは「わたしは日本人よ!」と言うが、全然日本人には見えない😄笑
クリストファーが取材する革命家イェナチュは宿敵ポンペウスを殺した斧で数年後に殺されたらしいが、そんな風景をクリストファーが垣間見ていく映画。
ネタバレは避けるが、意外な展開が素晴らしい‼️✨
また、暗殺されたポンペウスの美しい娘を演じているのがキャロル・ブーケ、本当に綺麗💕
今回観たのは(最近上映された)デジタルリマスター版で、とても色彩が綺麗。また過去(17世紀)を描くときの雰囲気がとても良い。映像と独特な物語に陶酔……。
ダニエル・シュミット監督の傑作のひとつと言えよう🎥✨
眠い…
メチャクチャ眠かった…
デジャヴュなんて面白くなりそうな材料なのに…
なんか、のぺーっと、まーったり、感じました。
時間は97分とコンパクトなハズなのに、メチャクチャ長く感じた…(苦笑)
最後は考察すべきトコでしょうが、まあイイヤ(笑)
面白そうに思ったんだけどな…(苦笑)
55点ぐらい。
ダニエル・シュミットの映画
「季節のはざまで」を見ているつもりが別のだ!と早めに気がついてよかった・・・。
パンフを読むと、なぜ自分がダニエル・シュミットの映画に惹かれるのか少しわかった気がした。ゆったりと紗の向こうに感じるしたたかで強い女のエレガンスを描いているから、なんだろう。そう考えれば、今、「ヘカテ」を見たら当時とは異なった印象を持ったと思う。その時読んだ「偉い」人のコピーというか文がとてもとても気持ち悪かったので、「ヘカテ」の印象もあまりよくなかったのだ。一度見てダメでも時がたつと変わることだってあることを信じる。
クリストファー 真鍮の鈴
デ ジャ ヴュデジタルリマスター版
神戸新開地にあるCinema KOBE(シネマ神戸)にて鑑賞2024年4月7日(日)
17世紀のスイス。グリソン州独立の最大のヒーローであるイェナチュ(ヴィットリオ・メッゾジョルノ)は、宿敵ポンペウスを殺し、権力を手中に入れた。しかし、数年後には“謎の人物”によってイェナチュもまた殺された。
現代のジャーナリスト、クリストファー(ミシェル・ヴォワタ)にとってこの史伝は、興味のあるものになった。それは、イェナチュの墓の発掘を指揮した人類学者トプラー(ジャン・ブイーズ)とのインタヴューの仕事がきっかけだった。密かに持ち帰った真鍮の鈴の存在を知る。やがて、ポンペウスの城へと向かった彼は、その帰り道、不思議にも、時を超えてイェナチュに会う。
--------------------------
クリストフはどういうわけか上着のポケットに入っていた真鍮の鈴の力で17世紀を既視体験(デ ジャ ヴュ)できることに気づく。クリストフが最初にこの既視体験に見舞われるのはイェナチュがボンベイハウス・ブランタを斧で殺害したリードベルグ城を取材し、そこに住むブランタ一族の末裔である謎めいた中年女性と会って、彼女からブランタ殺害でつかわれたと思しき斧を見せてもらった後のことである。
--------------------------
精神的混乱に悩むクリストファー。もう一度城へ向かった彼は、何とそこでポンペウス暗殺の現場を目撃する。イェナチュは、暗殺の後、ポンペウスの美しい娘ルクレツィア(キャロル・ブーケ)も手に入れたのだ。城を後にしたクリストファーは恋人のニナ(クリスティーヌ・ボワッソン)と共に、再び城を訪れる。クリストファーだけ、17世紀のイェナチュの世界をさ迷う。仮面をつけたカーニバルのさ中、彼は美しいルクレツィア(キャロル・ブーケ)と目が合うのだった。
やがてトブラーは死に、不吉な真鍮の鈴はクリストフの恋人ニナの手で川に捨てられるのだった。
監督ダニエル・シュミット
1987年 スイス=フランス=西ドイツ
スイスの高山地帯、17世紀の英雄の死をめぐって、調査に出向いた男性...
スイスの高山地帯、17世紀の英雄の死をめぐって、調査に出向いた男性が主役。
現地で歴史の資料を見せていただく場面とか、
幻影のように、当時の人物が出てくる様子とか、
現在と過去を映像が行ったり来たり、幻想的でもあり怪奇的でもあり、
調査中に既視体験が続発したり。
不思議な映像体験でした。
にしても、さすがスイス、山岳の景色とか、鉄道とか、眺めているだけでも素晴らしいですね✨
ジャーナリスト、クリストファー(ミシェル・ヴォワタ)にとっての最近...
ジャーナリスト、クリストファー(ミシェル・ヴォワタ)にとっての最近の最大の関心事は17世紀の革命家イェナチュ。
イェナチュはスイスでは評価が分かれる人物だが、グリソンの領主ポンペウスを倒し、グリソン独立の英雄と祭り上げられるが、のちに謎の人物に殺された男である。
謎とされていたイェナチュの墓を発掘した人類学者と会見したクリストファーは、その際、イェナチュが死ぬ間際に相手からもぎ取ったとされる鈴を手に入れた。
しかし、そのことがきっかけでクリストファーは、しばしば17世紀の幻影を見るようになる。
というよりも、17世紀、イェナチュがいたその場に訪れたような体験をする・・・
といった物語で、一種の怪奇幻想譚。
この手の話は好きなのだが、いかんせん演出がまどろっこしい。
現代から17世紀に迷い込むあたり、もっと劇的かとおもうと、まるで地続きのような雰囲気で迷い込むわけで、このあたりがどうも眠気を誘うというか・・・
いやぁ、レナート・ベルタの撮影が上手すぎるのだが。
映画に「雑味」のようなところがないのが、個人的には合わないのかも。
物語途中で、クリストファーの恋人が件の鈴を川に投げ捨てて幻影は終わるかと思いきや、幻影は終わらない。
どちらかというとひどくなる。
このあたりは物語的によくわからない。
もうすでに、クリストファーが17世紀に取り込まれているとでも考えればいいのか。
というか、物語の行きつく先はおおよそ決まっているので、ここで幻影に終止符を打つわけにはいかないのだけれど。
ということで、格調高い怪奇幻想譚。
格調高いがゆえに、ちょっと面白みに欠けるかなぁ。
全8件を表示