「退屈ではないが、ワクワクでもない」ディック・トレイシー 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
退屈ではないが、ワクワクでもない
要するに昔マンガで見た人が懐かしがる映画のようです。
日本でも昔やっていたような記憶がありますが、バットマンやサンダーバードみたように大流行したわけでないので、日本人には馴染みうすいでしょう。
バットマン映画のように独自世界を作るわけでもなく、マンガをなるべくマンガらしく画面をドギツイ色彩で飾って、パチーノ君もホフマン君も心得たオーバーヒート演技です。
ただ、それならそれでハチャメチャに徹すればいいのに中途半端にマンガチックでかつ中途半端に真面目、せっかくのスリルなお話にハラハラドキドキを感じません。
あと、マドンナに気を使いすぎ。全体のバランスからもう少し出番減らしてもいいでしょう。
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