「アメコミなパチーノ」ディック・トレイシー　万年 東一さんの映画レビュー（感想・評価）

D・ホフマンやJ・カーンなどに特殊メイクで奇形な顔にさせといて出番が少なさ過ぎなのは頂けない。

A・パチーノはインパクトある役柄なのに滑稽でガ鳴り倒しているだけで最後も呆気なくてガッカリ。

これだけの名優を脇に添えながらお粗末な演出で自分だけ目立っているW・ベイティは罪深い！？

あのガキのジュニアを名乗る図々しさに存在自体がウザったいしギャング一味をタダの悪役としてしか捉えていないのも役者を無駄に使い過ぎ。

せっかく悪役のキャスト陣が豪華なのだからW・ベイティは狂言回し的な役柄で良かった。