つきせぬ想いのレビュー・感想・評価
全2件を表示
タイトルが全てを物語る
クリックして本文を読む
昔、正月の深夜放送で偶然観て惹きこまれ、余りの切なさに胸を打たれた。もう一度観たかったのだが当時はまだDVDがなく探しまくって当時16,000円、無理をしてVHS版を手に入れた。どこにでもいる歌好きの朗らかで純真な娘と若い作曲家の出会いと恋、デートも縁日で背伸びをせず等身大の恋愛像が共感を呼ぶ。病魔に裂かれる展開はあまりにも切ない。後に、中国に百恵ちゃんの赤いシリーズが随分流されていたのでインスパイアされたと聞いた。タモリさんならずも小百合ストで「愛と死を見つめて」とか「泥だらけの純情」とかで泣かされて以来、意図せず出会った悲恋物の名作である。時代は変わっても同様の作品は作られているが観る方が汚れすぎたのか気恥ずかしくて観ていない、恋愛映画で泣けた自分が懐かしい。「つきせぬ想い」のタイトルが全てを物語っている・・・。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
生きる喜びを感じさせてくれる映画。
途中で不遇なミュージシャン仲間が仕事が無く「いやな時代だ」と嘆く場面がある。しかし、ミンはそれに反撥する。彼女はこう言いたかったに違いない。「命があれば何でもできる。ぐちを言う前に一歩踏み出せ」・・・と。楽天的で明るいミンに連れ出され、次第に変わっていく主人公。
母親の誕生日に演奏するシーンは感動的だ。
全2件を表示