劇場公開日 1996年7月6日

「ホフマン氏を偲んで鑑賞しました。」ツイスター ノリミッチーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ホフマン氏を偲んで鑑賞しました。

2014年2月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

サッパリと楽しめます。

学生時代に見て好きになり、本日DVDで見返しました。

確か、ディザスタームービーの黎明期に作られた作品のはずです。
当時の作風は感動巨編ばかりで、辟易していた私にとって本作品は大歓迎でした。
その為、今も贔屓目に見てしまいます。

ノリの良い音楽と、単純明快なストーリーで分かりやすいです。
ですが、決して手抜きと言うわけでは無く、アメリカが直面している『竜巻』という災害を、庶民視線からの解決に挑む内容が面白いです。

しかも、未来に真実味を帯びる話で、明るい気分になれます。

竜巻が都合良すぎるとの批判を聞きますが、リアル追求の末に竜巻が空振りを続けたら、何の話にもならないです。
寓話である以上、映画は押し並べて都合の連続だと考えています。

流石にCGの質感には時代を感じますが、当時劇場で鑑賞した時に、クライマックスでは足がすくみました。
大画面で鑑賞出来れば、まだまだ迫力ある映像を堪能出来ます。

サッパリとした映画を見たい方にオススメです。

追悼:一昨日フィリップ・シーモア・ホフマン氏がご逝去されました。
本作品も含め、氏の類いまれなる役づくりに敬意を表すと共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

ノリミッチー