劇場公開日 1996年7月6日

「この程度の竜巻ではオズの国へは行けません‼️」ツイスター 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0この程度の竜巻ではオズの国へは行けません‼️

2024年6月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

単純

この作品は傑作「スピード」のヤン・デ・ボン監督によるCGをふんだんに駆使したパニック超大作ということで、公開当時、期待に胸膨らませて劇場に駆けつけた思い出があります‼️期待はものの見事に裏切られたわけですが・・・‼️竜巻の早期警報実現を図ろうとする研究者グループの話‼️本来、竜巻の恐怖を描くはずなんだろうけど、この研究者グループは竜巻をどこまでも追いかけていく‼️例えばスピルバーグ監督が演出していたら、人食い鮫を漁師や警察署長がどこまでも追いかける「ジョーズ」のように、恐怖とワクワクが同居する傑作になったかもしれない‼️でも今作は竜巻をチェイスするワクワク感もなければ、竜巻の恐怖感もイマイチ伝わってこない‼️牛が飛ぶだけじゃダメなんですよ‼️人間のキャラも主人公たちが離婚間近の夫婦で、要は竜巻を共に追うことで関係修復なんですが、ビル・パクストンは好きですけど、ヘレン・ハントの主人公が自己チューキャラでイマイチ感情移入できない‼️おまけにビル・パクストンの再婚予定の恋人もウザッたい事この上ない‼️人間キャラにも共感できず、竜巻の恐怖感も食傷気味のなんとも中途半端な作品‼️やっぱり映画が描いた最高の竜巻は「オズの魔法使」だな‼️

活動写真愛好家