「【”Peeping Tom” 幼い時の父による心理実験により、歪んだ性癖を持ってしまった哀しき男の物語。】」血を吸うカメラ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”Peeping Tom” 幼い時の父による心理実験により、歪んだ性癖を持ってしまった哀しき男の物語。】
■心理学者の父親の心理実験材料にされた幼いマークは、実験の末、狂気の淵に追いやられる。
成長したマークは映画の撮影助手として働きながら、副業で娼婦たちのエロティックな写真撮影を行っていた。
やがて彼は女性の死の間際の表情を撮りたいと熱望するようになってしまう。
◆感想
・公開年が、ナント1961年である。
・60年以上前に、”女性の死の間際の表情を撮りたい”と言う異常なる性癖を持った男の物語を作ろうと考えたマイケル・パウエル監督の発想が凄い。
<2023年に今作を観ると、影響を受けた映画が多いんだなという事が分かる先駆者的サイコスリラー作品。>
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