劇場公開日 1979年7月7日

「号泣しかないでしょ」チャンプ(1979) ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 号泣しかないでしょ

2025年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

カワイイ

何十年も前に見てラストだけなんとなく覚えていて泣いたのを覚えていた。ストーリーはほとんど覚えていなかったので初めて見るようなもの。
ラストまでうるうるするシーンが何度かあるがラストでは爆発。号泣しかない。
題名もパッケージもボクシング映画のように思えてしまうが子どもを中心としたヒューマン・ドラマでそれぞれの葛藤が丁寧に描かれている。
ビリーがアニーに「よりを戻そう」と勇気を出して言うシーン、アニーがT._Jに「私はあなたのママよ」と打ち明けるシーン。T._Jがビリーの言うことを聞けずぶたれるシーンなど。
役者がはまっているし演技が皆うますぎる。
とりわけ子役のリッキー・シュローダーは表情と言い台詞と言い文句の付けようがない。
それだけにラストシーンは号泣しかないのだ。
今回は最後のシーンが忘れてなかったけれどやっぱり号泣した。

この映画はそこで終わってしまい目が痛むほど泣いた涙の行き場所がない。せめて、その後、T._Jはどうなったのか少しでも触れていてくれたら安堵するのに。この映画にケチを付けるとしたらソコだけだ。
それでも10点と言うことは本当なら10点以上付けたいということである。

泣ける映画を薦める機会があれば間違いなくこの映画を1番に薦めるだろう。
また、号泣したくなったらこの映画を小生も見たい。なぜか見た後に素直になれる自分がいるからだ。これもT._Jのおかげかなあ。

♪エルトン シン
KEIさんのコメント
2025年12月8日

共感有難うございます。仰る通り、TJのその後が見たいです。思い出しただけでもウルッとくる名作ですね

KEI
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