黄金狂時代のレビュー・感想・評価
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3.8
さすが名作。おもしろかった。
チャップリンって大御所の貫禄とかがあまりなくて、すごく親近感があっていいなあと思う。でも庶民的という言葉はあまり似合わない。すごく特殊で、だからこそ愛されて。要するに天才的。
仕掛け次第で映画は映画になる
チャップリンには無条件の肯定を送りたいですね。ただ歩いているだけ、そこで躓くだけ、それだけで世界が出来上がってしまうんだなって。さらには、大男との対比で、そのちっぽけさを演出してしまうなんて、すべての男性の味方だと思いましたね。
夢のシーンなんて、おかしさと切なさが入り混じって、チャップリンの偉大さを感じましたですね。
少し、ストーリーが直線的な感じもして、もう一味、チャップリンの悲しさを感じられたら嬉しかったかなっていうのはありましたかね。
いずれにせよ、家が傾くだけで、こんなにも面白いのなんて、他にないですよ!
笑いを通して"人間"を見つめる鋭い眼差し
現代でも通用する巧みな笑いと温かいヒューマニズムで彩られた傑作。
映画芸術という範囲を越えて芸術や文化全体に影響を与えたチャップリンの代表作。
映画の可能性を押し広げた彼のサイレント作品は恐ろしいほど感情豊かで美しい。
もちろん、この作品も然りだ。
笑いを通して"人間"を見つめるその透徹した眼差しに彼の作品の真価がみれる。
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