「後味は悪いが」チャイナタウン ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
後味は悪いが
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全編ジェリー・ゴールドスミスの音楽が素晴らしい。クラシックカーとともにこの音楽がこの映画の時代感を醸し出している。特に主旋律を奏でるトランペットのメロディがこの映画の結末の侘しさを物語っている。ポランスキーの映画は傑作も多いが、大体において後味が悪い。この映画も例外ではなかった。サスペンスとしては面白かったが、最後に死ぬべき(殺されるべき)はイブリン(フェイ・ダナウェイ)ではなく、父親(ジョン・ヒューストン)の方だろう。
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