地中海殺人事件のレビュー・感想・評価
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ミステリーよりも音楽と風景が素晴らしい
ミステリーとしてはイマイチな印象。怪しい人が分かりやすいし、トリックもなんとなく気になるポイントが多く、「かなり無理があるんじゃない」と思う。 それよりも音楽と風景が素晴らしい。思わずため息が出る美しさです。
ジェーン・バーキン美人すぎる
面白かったです ミステリー以外の何物でもないのに面白い アガサクリスティー すごすぎる
そしてフィルムで撮影された風景、人肌・・とっても美しかったです
ただ・・撲殺の部分だけでトリックとしては十分だったのでは?なんでその後 わざわざ 別な トリックを用意して絞殺しなきゃいけない?・・わからなかった。おそらく 面白くするためであろう。 その部分がちょっとダサいと思ったので 3.5点にした
また・・実はその時はまだ・・という トリックがクリスティ映画には多いので、犯人が誰なのか、わかってしまう。 それも 減点対象だった
0218 コールポーターの曲にのって
1982年公開 地中海アドレア海の美しさの中で殺人事件発生。 ロンドンで通り魔的にやっちまったらよかったのに。 最高峰「ナイル殺人事件」に比べて数段落ちる。 だってこいつの行動はどうみてもおかしいやん。 ポワロがノックアウトされるのもいかがなものか。 ダイアナリグもあれから10年経つと普通ですね。 60点 初鑑賞 1983年2月6日 OS劇場 パンフ購入
トリックが、??
少しトリックに難あり。
◯クリスティンはリンダを写生に誘うのだが、リンダが必ずOKするとは限らない。
◯リンダは水泳帽を被って泳いでいたので、正午の大砲の発砲がいつなのか分からない事になっているが、リンダが泳がずに帰ると言ったらどうするのか?
◯パトリックはマイラとボートに乗っていて、アリーナの死体を発見するが、マイラが来なかったらどうしたのだろう?
一見、完璧なアリバイトリックだが、非常に綱渡りな計画なのである。でも、何故かこの映画が好きなのだ。美しい風景とそれに似つかわしくない殺人事件の組み合わせのせいなのか?終盤に見せるジェーン・バーキンの美しさが見たいからなのか?分からないが、たまに見たくなってしまう。
犯人が分かりやすかった
2022年の2月か3月頃BS日テレで放映された録画をようやく鑑賞。
おそらく犯人はこの人だなと、途中でだいたい分かったが、証拠がないという最後のひねりが面白かった。冒頭の殺人事件のことは、全く忘れていたので、繋がりが説明されたときには、なるほどと思った。アガサ・クリスティらしい造り込みと思った。下品なコラムニストのレックス・ブルースター(ロニー・マクドウォール)が、どこかで観たと思ったが、刑事コロンボだったことを思い出せて良かった。猿の惑星のコーネリアスでもある。
地中海の小島でセレブ女優が殺された。関係者ほぼ全員に動機があり、ア...
地中海の小島でセレブ女優が殺された。関係者ほぼ全員に動機があり、アリバイもあるという推理好きにはそそる展開。 印象的にこいつが怪しいな、私の推理は当たっていた。だが、そこからがなかなか深かった。そんなんわかるかいな!いかにも小説。でも、なんか面白かったです。結構な秀作だそうな。 BS日テレ字幕版鑑賞
謎解きの面白さ
ミステリーの女王 アガサ・クリスティの ポアロ54番目の長編ミステリー 「白昼の悪魔」 美しい地中海の風景をバックに 巧妙な犯罪が行われます。 クリスティ作品の映画の お楽しみは、やはり その豪華なキャスト 「ナイル殺人事件」に続き エルメスのバーキンこと ジェーン・バーキンや 「ハリー・ポッター」シリーズの マクゴナガル先生こと マギー・スミスも ホテルの女主人役で登場。 元大女優役には 「女王陛下の007」の ダイアナ・リグ ロディ・マクドォール ニコラス・クレイ ジェームス・メイスン等 豪華です。 そして、ポアロは ナイルに続き ピーター・ユスティノフ この方、多才です。 本作でも、ポアロを好演 「灰色の脳細胞」が活躍し ラストのドンデン返しが見ものです。 クリスティ作品 映画も大作揃いですが 日本のファンが選んだ一番は 「そして誰もいなくなった」 アガサ自身が選んだのも この作品だったようです。
思い切って削った脚色がよい
探偵小説の名作を映像化すると金田一もそうですが、やたら登場人物が多くて混乱することが多いようです。女王の名作なので当然読んでいることが前提の造りだから、読んでないのにわからないというのは見当はずれです。 探偵小説としてはA級で、S級ではありませんが、舞台が海に浮かぶこ孤島なので映像にし易いんでしょうね。 当作の脚本は登場人物もサイドストーリーもかなり切り捨てているので、原作のめくるめく迷宮には到底及ばないものの映画としてはなかなか格調高い仕上がりです。 そもそもプロットはミステリーの女王ですから誰が撮っても一定の出来栄えにはなるはずですが、ソリッドに絞ったストーリーを悠然と演出している印象で好感度大です。さすが007で鍛えに鍛えた職人芸ですね。 ポアロ君は傲岸不遜なところは合ってますが、もう少し小男でシニカル且つユーモアがあった方が原作の味わいに近いです。その意味ではフィーニー君の方が相応しいでしょう。
良いところはなしかというと、一つだけあります それは衣装です!
1982年英国公開 アガサ・クリスティの「白昼の悪魔」が原作 ジョン・ブラボーンとリチャード・グッドウィンの製作によってアガサ・クリスティの映画は、次の4本が作られました 1974年 オリエント急行殺人事件 1978年 ナイル殺人事件 1980年 クリスタル殺人事件 1982年 地中海殺人事件(本作) このあと、違うプロデューサーによって 1988年に死海殺人事件も撮られています また2017年にはオリエント急行殺人事件が公開され、来年2022年にはナイル殺人事件の公開が予定されています クリスタル殺人事件だけは、アガサ・クリスティのもう一つの人気シリーズ名探偵ミス・マープルが主人公の作品ですが、他の作品はポアロが主人公の作品です 時期的に日本の金田一耕助シリーズの映画ブームと重なるのは面白いことです ポアロ役は、ナイル殺人事件で大好評だったピーター・ユスティノフ しかし他には、取り立て有名俳優はなし やはり名のある俳優が何人か配役されていればと残念に思います 舞台は地中海に浮かぶ絶壁だらけの孤島 ただ1軒の高級リゾートホテルしかありません なかなか風光明媚な光景の島です 地中海の明るい陽光、海の色 映画に映える舞台なはずなのですが、オリエント急行殺人事件や、ナイル殺人事件のように、列車や船が舞台ではないのはやはりハンデが大きいです 登場人物紹介や捜査過程が退屈なのです 殺人事件は中盤になってやっと起こります それまでは、ひたすら登場人物紹介です それが小さな島内とホテルだけでなされます はっきり言って、メリハリもなくダラダラと続きます 殺人事件が始まってやっとましになります 脚本が駄目なのだと思います もう少しやりようがあったと思います では良いところはなしかというと、一つだけあります それは衣装です! 素晴らしいセンス溢れるお金持ち達の男女のリゾートファッションの数々です 目の保養になりますし、勉強にもなります どれもこれも見事なデザイン、色合わせ、コーディネート、素材感、着こなし、帽子などの小物も素敵です 衣装はアンソニー・パウエル 2020年にお亡くなりになっていました 残念なことです
美しい地中海とゴージャスで個性的なデザイン衣装、そしてスレンダーで...
美しい地中海とゴージャスで個性的なデザイン衣装、そしてスレンダーでスタイル抜群のマギー・スミス、もうこれだけで十分楽しめる。謎解きも流石アガサという面白さ。時代は感じるが退屈しないお洒落な映画だった。
クラシックな雰囲気…
今みると逆に新鮮に感じる、クラシックな雰囲気のアガサ・クリスティの世界観を楽しめます♪ 女優さんのドレスや水着もとってもお洒落です♡ 可能ならばデヴィッド・スーシェ版『白昼の悪魔』と観比べるとさらに楽しめるのでオススメです(*^^*)
舞台は派手に(イギリスのリゾート海岸⇒地中海)、キャストは地味に
①この当たりからアガサの映画化作品に翳りが…キャストが地味になって来て…パトリック・レッドファンはもっと見た目の良い男優にさせないと…原作では「理想的な男性の見本」みたいに書かれているから…トリック判っちゃうかも知れないけど…②
ナイルの前に観るのをオススメ
パターンがナイルと地中海で似ているため、後で見た作品のほうが驚けない。 ではどちらから観るのが良いかと言うと、個人的には地中海をオススメしたい。
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