「【90年前の映画を2023年に観れる僥倖感に浸る作品。男って昔から・・。今作は、生来の浮気性であるヒロインを演じたベティ・デイヴィスの出世作だそうである。】」痴人の愛(1934) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【90年前の映画を2023年に観れる僥倖感に浸る作品。男って昔から・・。今作は、生来の浮気性であるヒロインを演じたベティ・デイヴィスの出世作だそうである。】
■画家を諦め、医学校に入学したフィリップ(レスリー・ハワード)。
勉学に励んでいた彼はある日、喫茶店の娘・ミルドレッド(ベティ・デイヴィス)と出会い恋に落ちる。
だが次第に生活は乱れ、試験にも落第。
浮気性のミルドレッドはフィリップのもとを去るが、ひょんなことから再会し、ヨリを戻してしまう。
◆感想
・西洋、東洋を問わず、男って淫蕩な女性に惹かれるのかなあ・・。(嘆息)
・今作は、サマセット・モームの原作を基にしているそうであるが、谷崎純一郎の「痴人の愛」と可なり被っている所が、上記のレビューを想起させるのである。
<画質が粗くとも、若きベティ・デイヴィスの美しさが伝わってくる作品である。彼の大女優はこの作品から、スターダムへ駆け上って行ったんだねえ・・。
歴史的に観ても、貴重な作品であると思います。>
コメントする