劇場公開日 1963年8月17日

「知らずに刑事が犯人のすぐ後ろで喋る緊張感」地下室のメロディー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0知らずに刑事が犯人のすぐ後ろで喋る緊張感

2013年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 85
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 80

 貫禄のギャバンと二枚目ドロンという二人の俳優がいい味を出している。計画を練る老獪なギャバンと、実行役のドロンということで役柄をうまく演じた。

 数々の予期せぬ出来事で計画がうまくいかなくても何とか機転で乗り越え遂に金を手に入れる。それなのに最後のプールの場面で、ドロンのすぐ後ろの刑事たちが犯人の存在を知らずに事件の被害者に犯人についての質問をしていくことがドロンを焦らせる。この焦りがもたらした結果を、音楽がまたうまく盛り上げた。

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Cape God