チェッキング・アウト

解説

死の恐怖にとり憑かれた男の混乱した日常を描くブラックコメディ。監督は「あなたがいたら　少女リンダ」のデイヴィッド・リーランド。主演は「サムシング・ワイルド」のジェフ・ダニエルズ。

1989年製作／イギリス
原題：Checking Out
配給：バウスシアター
劇場公開日：1991年8月3日

ストーリー

航空会社のＰＲ部門で働くレイ（ジェフ・ダニエルズ）は、同僚がパーティの最中、心臓発作で急死したのを目撃して以来、異常に死を恐れ、精密検査、食事制限、健康器具と手当たり次第に夢中になり、妻ジェニー（メラニー・メイロン）や子供たちも手に負えない。ところがヤケッパチで作った料金値上げＰＲが社長に認められ、副社長のポストにつく。しかし社用で飛行機に乗ることになったとき、機内に爆弾がと騒ぎ立て社長にクビを宣告される。その途端、腹痛で倒れるレイ。実は急性盲腸炎だったのだが、手術台の上で夢見た天国が、ハワード・ヒューズ経営の安ホテルとケバケバしい人々の世界と知ったレイは、目覚めて落ち着きを取り戻す。