小さな兵隊のレビュー・感想・評価
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【”暗く、陰惨で分かりにくいジャン=リュック・ゴダールの長編第2作。今作が上映禁止になった事は、彼にとって幸いではなかったか。】
■アルジェリアがフランスの植民地支配から脱しようとして戦ったアルジェリア戦争の時代。
中立国のスイス・ジュネーブには各国の諜報員が暗躍していた。
表向きはカメラマン、実はスパイのブリュノ(ミシェル・シュボール)は、魅力的なヴェロニカ(アンナ・カリーナ)と恋に落ちる。
◆感想
・という内容なのだが、只管にブリュノの観念的な独白が、前半はダラダラと続く。
・今作が、ゴダール映画初出演だったというアンナ・カリーナは魅力だが、彼女の本当の姿の描き方(というか、描かれてもいない)が分かりにくい。
<今作は、ゴダールが当時のアルジェリア独立問題をスパイ映画仕立てで描いた作品だそうであるが、陰惨で分かりにくい。
今作が上映禁止になった事で、処女作「勝手にしやがれ」で得た、名声を確保できたのではないかなどと、思ってしまう作品である。>
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珍しく
アンナカリーナ目当てなのに・・
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出会いのシーン迄寝てしまった。フォトセッションは堪能。長編2作目という事で習作ぽい、何故かあっさり拷問、ピストル出し過ぎ、笑うトコですかー? ラストも彼女ナレ死って・・笑うトコですかー?
"映画は1秒に24回の真実"
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