黄昏(1951)のレビュー・感想・評価
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タイトルが切ない
高級レストラン「フィッツジェラルド」の支配人ジョージをローレンス・オリビエ、田舎育ちの美しい女性キャリーをジェニファー・ジョーンズ、キャリーに好意を抱く実業家チャールズをエディ・アルバートが演じる。
エディ・アルバート、映画「ローマの休日」でアメリカ人新聞記者と行動を共にするカメラマン役を演じた俳優さんだったとは 👀 鑑賞後に知り驚きました。
自らが望んだ生き方であったはずが、生活が破綻し、思い描いていた人生とかけ離れていく。ローレンス・オリビエ演じるジョージの変わりゆく姿から目が離せなかった。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
男の美学?
特に悪役が出てこないけれども(敢えて挙げるならジョージの強欲な奥様)ジョージが、キャリーと出会い、あれよあれよと転落人生へ。
財産も仕事も身内の助けも、一瞬で失ってしまう。
それに比べてキャリーは、ただの田舎娘から舞台女優へと大出世。
ちょっとした気遣いで、別れとなり、やっとまた会えたけれども、、、ジョージはもう彼女の人生を邪魔してはいけないと思ったのか、、、
一瞬、ガス栓を閉めて開いたシーンは、死を選ぶのかと思いましたが、それもまた彼女に迷惑がかかるというもの。
静かに身を引いた男の美学でしょうか。
最初はナイスミドルな支配人の紳士であり、優しい父親の大らかさもあったのに、あっという間に老け込んだ変貌も、お見事なローレンス・オリビエでした。
ジェニファー・ジョーンズ主演の名作!
シカゴで義父が社長の一流レストラン&バーに勤める支配人ジョージは、中年の渋い紳士。妻と大きな子供がいるが、ある日、田舎から出てきた若いキャリー(ジェニファー・ジョーンズ)と恋に落ちる。二人はNYに駆け落ちするが、貧乏暮らしが始まる。ジョージは職に付けず、キャリーは流産した。二人は別れ、キャリーは女優の道を歩み始める。彼女は女優で成功し、ジョージは一文無しのホームレスになった・・後はネタバレになるので作品で(涙)これは間違いなく名作だ。1951年のアメリカ映画。
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