「映画「タクシードライバー」の感想」タクシードライバー げんたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
映画「タクシードライバー」の感想
名画とされる作品でちょっと気負って見過ぎました。
主人公は、社会への正義感から暴走してしまい、結果マスコミから持て囃されラストではカッコつけている。そんなラストを見るととても悲しくなってしまいます。
こんな主人公を見て自分を省みると、デニーロに共感というか、痛いところを突いているな。そんな感想でした。
演出としては、どの場面とてもセンスがよく、印象に残ります。
特に、主人公が堕ちていく一連の流れはハラハラしますね。「ヤバいヤバい」という感じです。また、銃撃戦からの俯瞰でのカメラ移動も迫力がありました。
このご時世、テーマ的に賞賛することを躊躇う作品ですが、細かく見ていくと面白い作品です。
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