「Sometimes Sweet Susan」タクシードライバー Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
Sometimes Sweet Susan
この映画でないと味わえない独特な雰囲気に酔う。タクシーのガラスとバックミラーが交錯する夜のニューヨーク。サックスが彩る。
デニーロの演技の数々が焼き付く。ラストの銃撃戦での首に銃弾を食らってからの彼の動きに狂気が満ちる。
バラバラになった70年代の鬱屈感。しらけ世代。個人が暴走する。これを英雄として受け取ってしまう社会の渇き。後年までこの価値観は延伸される。
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