タイムズ・スクエア
劇場公開日:2025年7月11日
解説・あらすじ
1980年代のニューヨークを舞台に、政治家を父に持つ孤独な少女パメラとロック好きなおてんば娘ニッキーという正反対な2人の少女の交流と友情を、「ザ・キュアー」「XTC」「プリテンダーズ」「ラモーンズ」などのロックの名曲で彩りながら描いた青春映画。
ニューヨーク。政治家の父親により神経科の病院に入院させられた内気な少女パメラは、型破りで反抗的な性格のニッキーと同室になる。性格も育ちも異なる2人だったが、徐々に心を通わせるようになり、ある日一緒に病院を抜け出す。廃墟を隠れ家にして新たな生活を始めた2人は、ラジオ番組を通じて自分たちの存在を世の中に発信していく。彼女たちが発する歌や叫びは若者たちの共感を呼び、カルト的な人気を集めるようになる。しかし、パメラの父親が娘の行方を捜し続けており、2人の逃避行は終わりを迎えようとしていた。
監督は、本作の後の1990年に発表した「今夜はトーク・ハード」で知られるカナダ出身のアラン・モイル。プロデューサーに「グリース」のロバート・スティグウッド。クライマックスでは42丁目の一角を封鎖して撮影するなど、全編ニューヨークを舞台にしており、1980年代のニューヨークの空気を生き生きと捉えた。
1981年製作/111分/アメリカ
原題または英題:Times Square
配給:グッチーズ・フリースクール
劇場公開日:2025年7月11日
その他の公開日:1981年6月20日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アラン・モイル
- 製作
- ロバート・スティグウッド
- ジェイコブ・ブラックマン
- 製作総指揮
- ケビン・マコーミック
- ジョン・ニコレラ
- 原案
- アラン・モイル
- リーン・アンガー
- 脚本
- ジェイコブ・ブラックマン
- 撮影
- ジェームズ・A・コントナー
- 美術
- スチュアート・ワーツェル
- 編集
- トム・プリーストリー
- 音楽
- ブルー・ウィーバー