ダイ・ハード3のレビュー・感想・評価

総合：80点
ストーリー： 80
キャスト： 80
演出： 80
ビジュアル： 75
音楽： 65

　ただの復讐劇でくだらない犯罪ゲームかと思いきや、犯罪計画を含んだ物語は適度にひねりがあってなかなか悪くない。他の場所にはどこにでもあるのにウォール街にはないものをこんなふうに有効利用するなんてのは面白い。このあたりの犯罪計画がしっかりしていて、だから倒すべき敵が強いし何が起きるかわからないのはシリーズの共通の長所である。だが1,2に比べて敵役の憎たらしいがすごいという魅力が少しだけ減少したように思った。
　アクションは相変わらずの無茶振りでいつまでたっても死ぬ気配がないのは不自然なのだが、それでもやはりダイ・ハード(なかなか死なない)、まだまだ楽しめる。とは言いつつも地下鉄が脱線するほどの爆弾でも無傷とか、相手はマシンガンでこちらは拳銃でも倒れるのは相手だけとか、そろそろやりすぎかなとも思う。

１０年以上経って、この映画を超えられないアクション映画事情ってどうなの？最近のアクションはもうグダグダ。トムクルーズとかね。ＣＧ使ったアクションなんてすべて消えてしまえ。「ダイハード５」はどうなのだろうか？ジョン・マクティアナンじゃないから、期待してないけど。

ジョン･マクティアナン監督、ブルース･ウィリス主演の
アクション映画の第三弾です。

ニューヨークの中心街にある建物が突然爆破され、
サイモンと名乗る爆破魔がニューヨークの街全体を
人質に爆破計画を開始します。

サイモンはニューヨーク市警に挑戦状を突きつけ、
実際に動く人間としてジョン･マクレーンを指名します。

サイモンとは何者なのか？
何故ジョンを指名したのか？
サイモンとジョンの命を賭けた知恵比べが始まります。

今作はアクションだけではなくて、
謎が謎を呼ぶストーリー展開からも目が離せません。

前作までは「場所」が制約されていましたけど、
今作は「時間」が制約されているという事で、
違う意味でハラハラドキドキします。